2014年10月1日水曜日

どこまでだっていける(176/365)

「歌・こよみ365完全版」ディスク15は、「前進」がテーマのようです。

この曲は、誰より練習した「あなた」を思いながら(お手本にしながら)、「どこまでだって(進んで)行ける」と努力する歌です。

ちょっと面白いのは

ひとりで叶えられる夢は きっとないんだと思う
誰かの励まし ときにはたった一言が 支えになる

という一節です。ただし、それに頼ってはいけないとも歌っています。

でもそれに甘えるんじゃなくて
現実を動かしていくのは
私のエネルギーなんだ

ひとりでできることは限られていますが、ひとりが頑張れば幸運も呼べるでしょう。

宮崎奈穂子さんは

「全身全霊のときのみ、神意が働く」

という言葉を紹介しています(「ミスターGT-R」水野和敏さんにお会いできました!)。

成功した人にはさまざまな偶然がつきものですが、それは全力で努力しているから、チャンスを逃さないのでしょう。

宮崎奈穂子さんの武道館単独公演は「有料サポーターを1年間で1万5千人集めたら、武道館を予約して単独コンサートをする」というチャレンジでした。

実際には、1年間で1万5千人集めた後、武道館のチケットを売るという仕事の方がハードルが高かったようです。サポーターになる費用は3,150円、年会費ということでしたが、武道館後にサポータークラブは活動停止していますので、支払いは1回限りです。

また、サポーターには過去の全楽曲のダウンロードサービスが付いてきたので、CDを買うより安いというメリットもありました。

ところが、武道館は2012年11月2日に東京にいなければいけませんし、チケットはアリーナ席が6,000円です。サポーターになっただけでチケットを買わない人も多かったでしょう。

どのようにしてチケットをさばいていったかは、彼女の著書に詳しいので省略しますが、簡単に言うと「努力と偶然が重なった」ということです。おそらく、その偶然は努力がなければ呼び込めなかったことでしょう。


路上から武道館へ

 
路上シンガー宮崎奈穂子 武道館公演への軌跡 ~Birthday Eve~

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