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2014年9月26日金曜日

ゆるっと ふわっと(171/365)

無理をしないといけないときもあるから、今日は「ゆるっと、ふわっと」という歌です。

宮崎奈穂子さんの初期の作品に「おやすみなさい」という曲があります。


▲おやすみなさい

その中に、こんな歌詞があります。

いろいろあるけど 無理だけは しないで

それを聞いたお兄様が「無理しないといけないときもあるんだよ」と言ったそうです。

まだ学生だった宮崎奈穂子さんはちょっと反発したそうですが、「今は分かる」とおっしゃっていました。

それを受けたのか、こんな歌詞が登場します。

「無理しないでね」って 優しい言葉もらう度
心のどこかで 揺らがないように
反発するみたいなんです
描いた未来のため ちょっとくらい無理しなきゃ
いけないときもある 甘えていられないんですって

デビュー当時は「無理しないで」と歌っていたのが、今では反発しています。

もちろん、常に無理をすると、身体も心もこわしてしまうので、時にはゆったりしましょう、という歌です。

この言葉、宮崎奈穂子さんに全力でお返しします。

2014年9月25日木曜日

くしゃみ(170/365)

「宮崎奈穂子には、季節感のある曲が少ない」とよく言われますが、これはまぎれもなく晩秋の歌です。寒くなってきたので、

くしゃみ ひとつ 季節の変わり目

というのがタイトルの由来です。

単なる時候の挨拶みたいにも聞こえますが、そこは『歌・こよみ365』、よく読むとメッセージが隠されています。と、私が思っているだけかもしれませんが。

くしゃみ ひとつ 季節の変わり目
「風邪引かないでね」って 母に電話をかけようか

ため息 ひとつ 渇いた心
風がどんなに吹いても 私は動けずにいる

くしゃみ ひとつ 季節の変わり目
「風邪引いてない?」って 心配してくれる人はいるのかな

別居している母親の所に行ってあげたいけど、何かの事情で行けない(動けない)ようです。

ちょっと不思議なのが「心配してくれる人はいるのかな」という部分。母親のことを心配してくれる人が、母親の近くにいるのだろうか、という意味だと思います。

一般的には、母親の心配をするのは、父親、子供、その他の親戚、近所の人くらいでしょう。どれも、自分にとってそれほど遠い人ではないはずです。

ここで「いるのかな」と自問するということは、心配をしている人がいるかどうか分からないと言うことです。

考えられるのは以下の状況です。

  • 父親は近所にいない(死別か離別か分かりません)
  • 子供たちも近所にいない
  • 近所の人がよく分からない(おそらくは母親が引っ越した)

そうすると、以下の状況が想像できます。

  • 子供が他にいないか、または遠くに住んでいる
  • 父親と離婚して、引っ越した

それは、かなり心配になりますね。新しい出会いでもあればいいのですが。

以上、すべて想像でした。

2014年9月24日水曜日

突き進んでいくんだ(169/365)

人生、いろいろ後悔の繰り返しですが、

どれを取るかは自分次第で
これを取ったのが今の自分

です。

誰に強制されても、選ばざるを得ない状況でも、諦めざるを得ない状況でも、最終的に決断したのは自分自身ですから、自分で責任を取るべきですね。

この考え方を定式化したのが「選択理論」です。基本的な考え方は簡単だと思います。

「ダイエットしたい」と思ったのに、「目の前にポテトチップがあるから食べてしまうんだ」と思うのではなく、以下のようないくつかの選択肢があるのに「食べる」という選択をしてしまったと考えます。

  • ポテトチップを食べない
  • ポテトチップを買わない
  • 食べ残しのポテトチップには水をかけて食べられなくする

最後の選択は、評論家の岡田斗司夫氏がダイエット中に取った行動です。

もっとも、岡田氏は日常的にやっていたわけではありませんし、水をかけることに何とも思わなかったわけではありません。「こういうもったいないことをしなくても済むように頑張ろう」と誓ったそうです。

同僚は、先輩社員にこう言われたそうです。

選ばなかった選択は、存在しないんだよ

選ばなかった選択について、いろいろ考えても仕方ないということです。

「突き進んでいくんだ」の最後もこう締めくくります。

選ばなかった もう一つの未来に
もう思い馳せないで 突き進んでいくんだ

過去の行動に対しての反省は重要ですが、「ああすれば良かった」と後悔するのは意味のないことです。未来を見て生きましょうということですね。

2014年9月23日火曜日

スーパー元気(168/365)

何か、大きな仕事をしている人のようです。

私みたいな フツーの女の子でもできたから
アナタにも絶対できること 伝えたい

そのまま宮崎奈穂子さんの姿とかぶりますが、自分のことを歌うのは例外なので、たぶん別の人でしょう。

この部分、メロディもいいし、地声から裏声に変わる部分も美しいし、歌詞も宮崎奈穂子さんらしくてとても好きです。

「普通」といえば、「大丈夫だよ(121/365)」で紹介したエピソードです。

いや、これだけ毎日路上に立って歌うのは普通じゃないでしょう
いえいえ、ほんとに普通ですから
いやいやいや、普通じゃないです
いえいえいえいえ、ほんとにほんとに普通ですから

と、普通合戦になってしまいます。そこまで言うなら、もう面倒だから宮崎奈穂子さんは普通ってことにしておきます。

何が普通かっていうのはよく分かりません。

2014年9月22日月曜日

あなたのとなりのオーケストラを目指して(167/365)

私のリクエストで実現しました。

以前、仕事での付き合いがあった西谷亮(にしやりょう)さんが主宰する「ブロッサム フィルハーモニック オーケストラ」の曲です。

西谷さんは、元々IT系のエンジニアだったのですが、退職後、自分の音楽事務所を作り、オーケストラを立ち上げてしまいました。

元々音楽の勉強をされていたようですが「食っていけない」とエンジニアの道を選ばれたみたいです。ところが、勤務先の社員オーケストラの指揮をしたことがきっかけで(かどうかは聞いていないので分からないんですが)、音楽の道をもう一度選ぶことにしたようです。

オーケストラは、どう頑張っても1人では出来ないわけで、よく思い切ったと思います。西谷さんの人徳なのでしょう。

大ホールでの演奏の他、小編成の室内楽や、子供と一緒に聞ける催し、音楽教室なども開催されているようです。

曲中に登場するフレーズ

Blossom your life~心に響く音楽 花ひらく毎日

は、ブロッサム音楽事務所のキャッチコピーのようです。

ちなみに、宮崎奈穂子さんは「ブロッサム フィルハーモニック オーケストラ」との共演を大変期待していらっしゃるようです。私からもプッシュしておきます。

2014年9月21日日曜日

おやすみ(166/365)

1分53秒の短いのですが、歌詞も曲もなかなかいい歌です。

ベッドの中で、今日あったことを振り返りながら寝ている場面です。状況がよく分からないのですが、

ちいさなその手 つないで眠ろう

から考えると、どうやら小さいお子さんのようです。

最初、この部分を聞き落としていて

あなたが 大好き とっても 大好き
今日も 一日 元気でいてくれて ありがとう

の「大好き」に違和感があったのですが、お子さんと考えると納得できます。

ところで、宮崎奈穂子さんには似たようなタイトルの曲があります。

  • おやすみなさい…セカンドシングル、アルバム「Acoustic 1」に収録されています。
  • おやすみ…CD未収録、路上ライブでキーボードの電池が切れたときにアカペラでよく歌われます

おやすみなさい」は、レコーディング直前に「やっぱりこっちの方がいい」と別の曲にむりやり差し替えた結果だそうです。2枚目のシングルで、よくそんな無茶を言ったと述懐されていました。もしかしたら、差し替え前の曲が「おやすみ」なのかもしれません(未確認)。

2014年6月14日(土)に、恵比寿のLiquid Roomで開催されたライブでは、「おやすみなさい」のラスト「ララララ...」を客席と一緒に歌うという演出がありました。客席を巻き込むような演出は、それまで私は見たことがなかったので驚いたことを覚えています。

古い方の「おやすみ」、「おやすみなさい」と並んで、この「おやすみ」も長く歌われる曲になりそうな気がします。

2014年9月20日土曜日

手を放すことだって(165/365)

就職して1年、仕事を辞めようと思っている人の話。

「3年続けるのが当たり前」と言われるのに、1年で辞めるのはどうかという葛藤を歌います。

確かに、1年では仕事の面白さは分からないことが多いので、一般的には転職は勧めません。しかし、歌詞にあるように、何が本当にいいのかは誰にも分かりません。すぐやめた方がいいかもしれない。

目安になるのは「嫌で辞めるのか、他にやりたいことがあるのか」です。

嫌で辞める場合は失敗する確率が高く、他にやりたいことがある場合は成功する確率が高いようです。ただし、これも確率の問題なので、絶対成功するとか絶対失敗するとかいうことはありません。

この曲では、「逃げるのじゃなく、進みたい方向がある」ということなので、成功することを祈っています。

医薬品のインターネット販売会社「ケンコーコム」の創業社長が引退する記事が出ていました。

「会社をもっと大きくするには、自分では力不足だと感じたから」ということです。自分が創業した会社を離れることについて、こんなことをおっしゃっていました。

僕の夢は一貫して「買い物をするならネットだよね」という世界が来ることだった。

その姿さえ、将来自分の目で見られるのであれば、それ以上に望むものを僕は持っていない。

僕は夢以外の何でも捨てられる。

「夢以外のなんでも捨てられる」は、この曲の歌詞「手を放すことだって大きな勇気」に通じるものがあります。

宮崎奈穂子さんが、創業から関わってきたBirthday Eveを離れ、結果としてBirthday Eveは事実上の営業停止になりました。これは、かなり大きな決断だったはずです。創業メンバーとして関わってきたというのは、単にある会社に就職したのとは全く違います。

しかし、そこには「私の夢はなんだろう」という思いがあったのでしょう。

武道館は大きな夢だったでしょうが、本当の夢は「自分の歌で、元気になってくれる人が、1人でも多くいてほしい」じゃないかと思います。


【参考】【独占独白】ケンコーコムの後藤社長、楽天との乖離を語る

2014年9月19日金曜日

優しい丸文字(164/365)

山形県のファンからの手紙。

山形は、海岸沿いの庄内地方(鶴岡市など)と、内陸の村山地方(山形市など)、内陸北部の最上地方(新庄市など)、内陸南部の置賜地方(米沢市など)に分かれます。

各地方はそれぞれ独自の文化を持ちますが、特に庄内地方は北前船を使った交易で、京都との結びつきが深いと言われています。たとえば、京都の有名な料理「芋棒」は、里芋と棒鱈(ボウダラ:タラを干したもの)の煮物ですが、棒鱈は北前船で運ばれ、里芋は山形の名産品です(里芋自体は全国で作られていたので、単なる偶然という可能性もあります)。

山形新幹線は、福島で東北新幹線と分かれ、米沢-山形-新庄と進むのですが、海沿いの庄内は通りません。そのため、東京からはあまり馴染みがありませんが、海はきれいで海水浴にもいいところです。

海水浴場に近い、鶴岡市立加茂水族館は、クラゲの飼育で有名です。なかなか面白かったので、機会があればぜひどうぞ。

2014年9月18日木曜日

熱海の歌(163/365)

熱海の歌です。おそらくは、2013年2月5日に熱海の商店街で開催された路上ライブイベントの縁でしょう。商店街の私有地で開催されたようです。

その時の報告が「昨日の熱海路上ライブの感謝。。と、辻真先先生!!」(旧ブログ)。

もともとは、写真家の山岸伸さんの紹介のようです。山岸伸さんは、2012年の武道館ライブの写真撮影にも関わっていらっしゃったということです。

この曲に出てくる熱海の関連キーワードは以下の3つ。

  • FM Chao!
  • 平和通り
  • はちみつソフトクリーム

FM Chao!は、熱海のコミュニティFMです。イベント中継があったのでしょうか。

平和通り商店街は、駅前のアーケード商店街です。路上ライブを実施したのは、おそらくここの広場だと思われます。

はちみつソフトクリームは、おそらく杉養蜂園で売っているものでしょう。ふつう熱海のお菓子といえば温泉饅頭なんですが、わざわざここで出て着るということは、よほど熱海が推しているが、宮崎奈穂子さんが食べたのでしょう。

熱海は、古くから観光地化されており、良くも悪くも昔ながらの温泉街です。観光名所としては、お宮の松が有名ですね。尾崎紅葉の「金色夜叉」に登場する貫一・お宮の名シーンが銅像となっています。

ちなみに「金色夜叉」は未完だそうです。知りませんでした。

金色夜叉は明治時代のベストセラーですが、擬古文であり、原文では(私は)ほぼ読めません。少し後に出た、夏目漱石の「吾輩は猫である」くらいだと、逆にほぼ読めます。

明治期の知識人は、「擬」とは言え、古文を読む教養を持っていたのですね(書き言葉は、ほぼ古文だったので当然かもしれませんが)。

ちなみに、英語の場合はシェークスピアあたり(1600年頃なので江戸時代直前から前期)から「early modern English(初期近代英語)」と呼ばれ、現代人にも「だいたい分かる」そうです。

2014年9月17日水曜日

たんたんと 粛々と(162/365)

淡々と生きようという歌ですが、

  • 人に憧れることも悪くない
  • 今この場所にとどまってるわけにはいかない
  • 今のこの私で満足するわけにはいかない

という言葉が続きます。

「私は私」という言葉も出てきます。「私らしく」「私は私」を、現状維持の言い訳に使う人もいるようですが、この曲は本当に前向きです。

毎日毎日、お客さんがいてもいなくても、淡々と路上ライブをする宮崎奈穂子さんの姿と重なります。

2014年9月16日火曜日

ありがトン(161/365)

株式会社ありがトンの代表取締役社長、澤登和夫さんに贈る歌のようです。ブログ「ありがトンコーチさわとんの「自分への感謝」で人生トントン拍子」に「路上から武道館へ」「うつから武道館へ」といった記事があるので、間違いないでしょう。

「ありがトン」のWebサイトによると、事業内容は以下の通りです。

  • カウンセリング
  • 講演
  • メンタルヘルス研修
  • カフェありがトン
  • 書籍、グッズ制作、販売
  • 各種イベントの企画、運営
  • その他の事業

自身のうつ病体験から、「うつ専門カウンセラー」として活動を始めたそうです。

うつ病というのは、本当に大変な病気のようです。友人がうつになったとき、奥様は「うつ的な状態と、うつ病とは全く違う」と力説していらっしゃいました。

世の中には「うつになりやすい性格」「うつになりやすい生活」などの情報があふれていますが、実際には誰でもなる可能性があるということです。なりやすい/なりにくいというのはあるのかも知れませんが、「なるときはなる」ということで、風邪にたとえられることもあります。

しかし、風邪との最大の違いは、うつ病の致死率が非常に高いということです(自死という形を取ります)。幸い、私の親しい友人は誰も死なず、健康な状態に復帰しましたが、それほど親しくない知人は何人か亡くなっています。

励ますことは厳禁ですが、かといって「そのうち直る」と突き放すのも良くないそうです。
トンネル(145/365)」で紹介したような、「信じている」というメッセージが効果的だということです。

それにしても、誕生日の曲よりも、うつ病の曲の方が多いというのが現代的です。

澤登さんが、うつ病をきっかけに開業するまでの様子は、このブログで読めます。全20回と、結構長いですが、ぜひ読んでみてください。

2014年9月15日月曜日

愛を歌う人(160/365)

路上ライブをしているらしき人の歌。誰のことか、宮崎奈穂子さんに直接聞いたら、同じ事務所のシンガーソングライター「有坂ちあき」さんだそうです。

この方、楽曲毎に名前を使い分けていらっしゃいました。

  • 千晶(ちあき)…アップテンポの、自称「お祭りソング」
  • Chiaki…バラード
  • ちあき…童謡

千晶さんは、後に「御神楽千秋(みかぐらちあき)」に名前を変えます。千昌の前は「詩音.(しおん)」という名前だったそうです。

そして、現在は「有坂ちあき」名義で活動していらっしゃいます。

ややこしいので図にしてみました。たぶん合っていると思います。

Chiaki
▲「有坂ちあき」名前の変遷

丹波篠山(たんばささやま)出身で、ほぼ関西弁の彼女の魅力は、結構美人なのにしゃべるとおばちゃんというキャラクターです。そして歌もうまい。

楽曲的には、「三十路ンジャー(みそジンジャー)」など、ライブで盛り上がる曲から、「永遠に(とわに)」といったバラード曲、そして昭和歌謡風の曲まで、とにかく幅広い。私はバラード曲が好きです。


▲千晶「三十路ンジャー」


▲千晶「永遠に」

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▲2011年12月撮影の千晶さん(現在は、歌唱中の撮影は禁止されています)