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2014年6月8日日曜日

大人ダカラ(60/365)

大人ダカラ」を再構成しました。

この曲は、アルバム「Real Intention」の最後の曲でした。「Real Intention」は「本音」という意味だそうですが、そのアルバムの最後にふさわしい曲です。

今までの「歌・こよみ365」の単独アルバムのパターンだと、最後は仕事でお世話になった人の歌が来ます。そうすると、同アルバムに収録されている山岸伸さん(写真家)の曲が最後でもおかしくないのですが、この曲が最後になりました。

スポンサーでも仕事でお世話になったわけでもないようなので、よほど大事な人なのか、よほど思い入れのある曲なんだと思います。

「大人だから、何でもできるし、悲哀怒の感情はあまり表に出さないけど、本当は違う」

という曲です。Real Intentionにふさわしい曲です。

2014年6月7日土曜日

怖かったから(59/365)

人間関係の歌です。

何がほんとで 何が嘘なのか
何を信じて 何を疑えばいいのか
もう全然分からないから
もう全部信じないことにした

歌い出しがこれで、ちょっと深刻です。

最後は少し救われます。

全部小さな プライドのせい
手放したら 笑顔になれるかな

でも「かな」ってことで、半信半疑です。

第一印象で人を信じる人は、全体としてだまされにくい
第一印象で人を疑う人は、結局だまされることが多い

という調査があるそうです。「だまされやすいこと」と「人を信じること」の因果関係は不明ですが、そういう傾向は何度かの条件を変えたテストの結果、確実だろうということです。

最初から疑っている人は、ちょっとでも良いことを見つけたら「いい人」と思ってしまうのに、最初から信じている人は、ちょっとでも悪いことを見つけたら「信用できない」と思ってしまうのかもしれません。

ちなみに日本人は、米国人に比べて第一印象で疑う人が多いそうです。印象とは逆の感じですが、「よそ者は信用されない」というのは確かにありそうです。

ちなみに、芸能関係は詐欺が多いそうです。芸能事務所やジャーナリストを装って近付くらしいですね。ひどい話です。

2014年6月6日金曜日

まあるい気持ち(58/365)

まあるい気持ち」の再掲です。

「歌・こよみ365」は特にそうなんですが、宮崎奈穂子さんの歌詞は割に散文的なものがたくさんあります。特に、武道館コンサート以降にその傾向が強いように思います。

そこがストレートに心を打つわけですが、表現が強すぎてあまり好きではないという人もいます。

この曲は、寂しい気持ちを歌いつつ、でも、あまり具体的にならない、絶妙な歌詞になっています。

それにしても、こういう歌詞が、何か具体的なエピソードから出てきたということに驚きます。たぶん、これはもうエピソード主と宮崎奈穂子さんにしか分からない内容なんじゃないかと思います。

断片的にはなんとなく分かる部分もあります。ちょっと引用してみましょう(各行は連続している歌詞ではありません)。

なんだか いろいろ うまくは いかない
誰かに 会いたい 誰にも 言えない
電話を かけたい 勇気が 出せない

よく分からないんですが、最後は落ち着いたようです。

まんまる 満月 見てたら なんだか
私も まあるい 気持ちに なれそう

良かったですね。

曲の方は、ちょっと変わったエンディングで、メロディが最後でふっと消えます。
ちょうど村上春樹の小説みたいです(って通じるかどうか分かりませんが)。

ついでに、歌詞も切ってしまって「まあるい 気持ちに」でメロディと一緒に切ってしまっても前衛的で良かったかなと思います。

『路上から武道館へ』に代表される、ストレートな表現ではありませんが、今までにない、なかなか面白い曲で、静かに心に残る曲です。

2014年6月5日木曜日

笑顔も涙も(57/365)

今あるものを受け入れて生きていこうという歌です。

僕ら意味があって生まれてきた
その意味をこの手で果たすため

というフレーズが何度か繰り返されます。

もっとも「生きる意味」というのは最初から分かっているわけではありません。

僕らは「今」に生きている
今しかないもの 決して逃さないで

とあるように、今できることをしているうちに、なんとなく分かってくるものだと思います。場合によっては自分では気付かず、人に言われて初めて分かることもあるでしょう。

宮崎奈穂子さんが、武道館コンサートは決まったものの、思うようにチケットも売れず、自分で設定したCDシングル売り上げ目標も達成できず、どうしたらいいのだろうと思っているとき「そういう姿を見せることが(宮崎奈穂子の)役割なんじゃないか」と言われたそうです(うろ覚えですが、そんな感じだったと思います)。

たいていの人が「生きる意味」なんて分かっているわけではないのですが、今できることをしているうちに、誰かが見つけてくれるもんじゃないのでしょうか。

宮崎奈穂子
▲武道館コンサートが決まったものの、思うようにチケットが売れなかった頃

「489」はシングルCD売り上げ目標(50日間で500枚)を達成するまでの枚数
撮影は2012年2月26日(日)で、これが50日目(最終日)。結局、4669枚で終了しました。

この時は、大したファンでもなかったので1枚だけ買ったんですが、どうにも気になって引き返し、もう1枚買いました。その時の様子が「5000枚までの壁。。」。現在、主ブログは移転していますので、このブログがいつまであるかは分かりません。

2014年6月4日水曜日

心のビタミン(56/365)

心のビタミン」に加筆し、写真を追加しました。

「ビタミン(vitamin)」は、「バイタリティ(vitality)」と同じ語源で「命のアミノ酸」という意味だそうです。「バイタルサイン(vital sign)」と言えば、脈拍や呼吸など、生きていることを示す証拠です。

明るい曲ですが、例によって結構悩んでいるご様子です。

ここで宮崎奈穂子さんの言葉はいつも決まっていて「うまくいかないときは、自分が動け」です。

無駄な動きというのもありますが、自分ができることを考えて行動し、人と出会うことで道が開けるというのが、ほとんど偶然のようにデビューして以来の持論だそうです。

著書「路上から武道館へ」や「路上シンガー宮崎奈穂子」によると、通っていたボーカルスクールのオーディションに応募して、CD作成が決まったものの、販売は予想していなかった「路上ライブで手売り」。

考えたこともなかった事態に動揺しますが、せっかくのチャンスだからと受け入れます。

面白いのは、事務所と契約し、両親と一緒に先輩歌手の路上ライブを見たときの言葉です。

他人事ではなく、自分のこととして路上ライブを見た感想は「こういうことをやるのか......」というネガティブなものだったのに、両親から「オマエは本当にこういうことがやりたいのか?」と聞かれて「路上ライブをやりたい。こういうことがやりたかった」と即答してしまったそうです。「神様からあたえられたチャンスを無駄にするわけにはいかないと思ったんです」と書いていますが、半分は勢いでしょう。

最後はこう結ばれます。

心のビタミン ほしいなら
待ってるだけじゃ 掴めない

動いて動いて がんばる人を
神様空から 見ていてくれる
だから動きだそう

人のキャリアは、ほとんどの場合偶然で決まると言いますが、ただ待っていれば何とかなるというわけではなく、今できることを一所懸命やった結果、思ったのと違う将来がやってくるということです。これは、スタンフォード大学のクランボルツ氏が「計画された偶発性理論」として発表しています。

詳しくは別のブログ記事「書評『路上から武道館へ』『路上シンガー宮崎奈穂子』」として書いたので、よかったらご覧ください。


路上から武道館へ


路上シンガー宮崎奈穂子 武道館公演への軌跡 ~Birthday Eve~

宮崎奈穂子
▲武道館コンサートのチケットが思うように売れなかった頃
このコンサートも「ファン15,000人集めたら実現」という企画に乗ったもので、完全に計画されたものではない

2014年6月3日火曜日

一番はじめの社員(55/365)

事業を始めた方でしょう。1人でスタートして、最初に入れた大型機器がコピー機で、これを「一番はじめの社員」としています。

その後、社員は増えていたたようで個人営業から会社としての体裁が整っていったようです。

今はKinko'sに代表されるビジネスコンビニが普及しており、コピー機がなくても仕事はできそうですが、その場でコピーを取れるのはやはり便利です。

ところで、このコピー機、レンタルじゃなくて買い取りだったのでしょうか。レンタルの場合、期限が来たら新機種と入れ換えるかレンタル期間を延長するかを選ぶんですが、いずれにしてもあまり思い入れは強くないように思います。

実家は自営の印刷業で、コピー機が来たときのことはよく覚えています。レンタルだと、コピー用紙をレンタル元から購入しなければいけないそうで、買い取りにしたはずです。

何しろ、印刷屋ですから紙は卸価格で手に入ります。よく覚えていませんが、数倍は違ったのじゃないでしょうか。

ただし、当時のコピー機はしょっちょう紙詰まりを起こし、紙と紙の間に空気層を入れる「さばく」という作業が必須でした。さばかないと、2枚一緒に送ったり、中で詰まったりしたものです。私もときどき手伝ったものです。

大量の紙をそろえる場合、さばいて(空気を含ませて)滑りをよくします。コピー機の場合はそのままセットしますが、保存する場合は空気を抜いて、崩れにくくします。コピー用紙の厚さだと、300枚とか500枚を一度にさばけますが、会社で見ていた後輩が感心していました。

親の手伝いは、子供の頃は嫌だったんですが、今思えばとても貴重な経験をさせてもらったと感謝しています。

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▲路上ライブにチラシは欠かせない

2014年6月2日月曜日

平気なんだけど(54/365)

これ、本当に他の人のエピソードなんでしょうか。いや、よくある話ではあるんです。

久しぶりに帰った 実家で
「まだ結婚しないの」って いつものこと

ありがちな会話なんですが、このあと

ううん、なんだかんだ好きなことを
やらせてもらっているんだもん

こう思う人は結構少ないのではないかと思います。多くの人が好きなことを仕事にしていますが「やらせてもらってる」とはふつう思いません。

あるとしたらこれくらいでしょうか。

  • 生活できるほど稼げていないので、仕送りをしてもらっている
  • その仕事に対して、親が反対している

職業に貴賎はないと思いますが、まっとうな仕事とそうでない仕事はあります。まっとうな仕事は「不幸になる人がいない仕事」、まっとうでない仕事は「不幸になる人がいる仕事」です。

技術系の仕事は、しばしば仕事を奪います。「まっとうな仕事」であるためには、仕事にあぶれた人に対して、もっと楽しい仕事を提案できることだと思います。

それにしても、多くの人が結婚したがる(させたがる)のはなぜでしょう。結婚の機能は、子供を育てるのに便利だというだけで、子供を持たない人、子育てを手伝ってくれる人が身近にいる人は、別に結婚する必要はないと思います。

2014年6月1日日曜日

ほんとは(53/365)

本当は多くの人と関わって生きていきたいのに、うまく表現できなくてひとりでいる人の話。

多かれ少なかれ、こういう気持ちは誰にでもあるのだと思いますが、「みんなそうだ」と言っても意味がありません。第1に、自分の悩みが他人と同じだっていう保証はどこにもありません。第2に、みんなそうだとしても、悩みが解消されるわけではありません。

なんの取り柄もなく、人とうまく付き合うこともできなかった人が、ちょっとした自分の才能に気付いて、大きな役割を果たすようになる、というのはアニメやライトノベルの王道ですが、実は次にもっと大きな問題が待っています。

自分が周囲と関係を持てているのは、自分自身の力ではなく、能力のせいではないのか。

この悩みは結構深刻です。たいていの能力は他の人で置き換えることができます。人間の価値は、何にも変えられない唯一の存在だという点にあるのに、置き換え可能な存在だとすれば、人間としての価値はないことになってしまいます。

これに対する答えは難しいんですが、ひとつの回答がこれです。

そんなことより野球しようぜ
(いや、別に野球じゃなくてもいいんですが)

不特定多数が書き込む掲示板によく登場する言葉で、議論の流れを断ち切るときに使います。

考えてもしょうがないことを考えてしまうときは、とにかく身体を動かしてみるのがいいようです。スポーツをしない人は(私はスポーツをしません)、散歩に出るのもいいようです。本を読んだり音楽を聞くのはさらに考えてしまいそうで、あまりおすすめしません。

だいたい、1人の人間から、人格と能力を分離することは不可能なので、「置き換え可能」と言っても実際に置き換えられるわけじゃありません。

逆のこともあります。

私の歌を聞きに来てくれるのは、私の歌が気に入ったのではなく、
私の頑張っているところを応援したいからじゃないだろうか。

能力(歌)を評価するのではなく、努力する姿(人柄)が評価されているのではないだろうかという話です。

これも意味のない悩みです(と決めつけられると、悩んでいる本人は悲しく思うでしょうが)。

いい曲を歌う人が頑張っているから応援するのであって、頑張っている姿だけを応援しているのでもなければ、歌だけを応援しているのでもありません。

大事なことなのでもう一度書きます。

いい曲を歌う人が頑張っているから応援する

のです。

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▲珍しいポニーテール(横から撮るの忘れました)

2014年5月31日土曜日

家に帰ろう(52/365)

珍しい家族の歌。

サビはこんな感じです。

家に帰ろう 帰りを待っている人がいる
何に変えても 守るべきものが僕にはある

シンプルな詞なんですが、メロディと合わせて心に残る曲です。宮崎奈穂子さんは独身なので(たぶんw)、恋の歌はあっても、両親や子供、それも赤ん坊以外の家庭の歌はほとんどありません。

「歌・こよみ365」に寄せられたエピソードが元になっているのでしょう。こういう曲ができたのを見ると、いいプロジェクトだったと思います。

中にこんなフレーズがあります。

学生時代のような 甘酸っぱい恋じゃなくて

昔、心理学の先生に聞いた話では、恋愛感情の持続期間は3ヶ月から3年だそうです。物事に飽きるまでの期間を、俗に「3日、3月、3年(みっか、みつき、さんねん)」と言いますが、恋愛にもあてはまるようです(3日っていうのは極端ですが、ワンナイトラブってこともあります。

3年過ぎたらどうなるかというと、「恋愛」から「家族愛」に移るそうです。逆に、ここで家族愛に変わらないと関係を継続できないとか。

古代ギリシャ語では、愛に4種類あったそうです。その後、キリスト教の影響で意味が変わったらしいのですが、キリスト教的分類の方が有名なのでこちらを書いておきます(新約聖書がギリシャ語で書かれています)。

  • エロス(性愛)…男女の愛
  • フィリア(隣人愛)…友情を含む一般的な愛
  • ストルゲー(家族愛)…家族間の愛
  • アガペー(神の愛)…無償で完全な愛。「神は愛です」の愛(ヨハネによる福音書)

でも「あなたの隣人(となりびと)を愛せ」の愛(マタイによる福音書)は、アガペーなんだそうです。へえ。中途半端な解説ですみません。

アーティストに対するファンの思いはなんでしょうね。ストルゲーじゃないのはもちろん、エロスでもないですね。ときどき、エロスを感じる人もいるようですが、かなり危ない感じです。アガペーでもないですね。そんな完全な愛でもないです。やはりフィリアっていうところでしょうか。

ちなみに米国独立の舞台となった「フィラデルフィア(Philadelphia)」は「きょうだい愛の都市」の意味だそうです。へえ。ピューリタンらしい命名です。

と思ったら、命名したのはクエーカー教徒で、プロテスタントとはちょっと違うそうです。クエーカーは外部からの呼称で、当事者たちは「Friends」と呼ぶそうです。これがフィラデルフィアの直接の由来ですね。ただし、もともとキリスト教では信者間を「きょうだい」と呼ぶことが多く、聖書にも「きょうだいたちよ」という呼びかけが頻繁に登場します。

2014年5月30日金曜日

おばあちゃん(51/365)

笑顔を絶やさない、ありがとう、ごめんなさいと言う、おばあちゃんから言われた言葉のようです。

おばあちゃんというより、「人生の先輩の女性」という位置付けです。

シンプルな曲ですが、味わい深い歌です。

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▲おばあちゃんと言えばこの街

2014年5月29日木曜日

生きる力 Part 2(50/365)

生きる力 Part 2」の再掲です。

日産GT-Rの開発責任者だった水野和敏さんに贈った歌『生きる力』は既に紹介しました。今回紹介する曲は、タイト通り『生きる力』の姉妹編です。

サブタイトルをよく見ると、前作が「日産GT-Rプロジェクトチームに贈る歌」となっているのに対して、今回は「『生きる力』プロジェクトに贈る歌」です。

「生きる力」プロジェクトは、水野さんが日産を退職後に立ち上げられたプロジェクトです。詳細は、水野さんの公式ホームページ「水野和敏  [公式HP]」をご覧ください。
宮崎奈穂子さんは、「生きる力」プロジェクトの講演会に何度かゲストで呼ばれているようです。

本作は、『歌・こよみ365』4枚目のアルバム『Real intention』の1曲目です。それだけ力が入った曲なのでしょう。ちなみに「real intention」は「本音」という意味だそうです。

前作『生きる力』に比べると、少しおとなしめの曲になっています。どちらかというと、こっちの方が宮崎奈穂子さんらしい曲ですね。

2014年5月28日水曜日

生きる力(49/365)

生きる力」の再掲です。

日産GT-Rというスポーツカーの開発チーム、というよりも開発リーダーの水野和敏さんに贈る歌です。

宮崎奈穂子さんは「スーパーカー」と呼びます。別に間違ってもいないのですが、ちょっと違うような気もします。

私の世代だと「スカイラインGT-R」と呼びたいところですが、今は単に「GT-R」なんだそうです。

企業向けの曲は、どうしてもドラマ性に欠ける傾向にありますが、これはなかなか盛り上がる曲です。企業というより、開発チーム向け、もっと極端に言えば水野和敏さんのための歌なので、より個人性が強くなるからでしょうか。

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▲2013年11月23日宮崎奈穂子ソロライブ(渋谷AX)なかなかドラマチックな曲で、路上ライブでも『がんばる勇気』と並んでよく歌われます。


▲PV「生きる力」

以前は、日産の広報が提供した映像が使われていたと思うのですが、それはなくなっているようです。このPVは主に2012年11月2日の武道館ライブの写真が使われています。

水野和敏さんは、日産を退職後「生きる力」プロジェクトを立ち上げられ、講演活動に力を入れていらっしゃるようです。

宮崎奈穂子さんのブログにもしばしば登場しますが、ここでは1つだけ紹介しておきます。
8/30(金)水野和敏さん率いる「生きる力プロジェクト」キックオフイベントです!!

水野さんの著書『非常識な本質』は、各所で取り上げられているので、ご存じの方も多いと思います。私が書評を読んで、なるほどと思ったのは、こういう下りです。

レーシングカーが最高速度を出せる時間は、レース全体の中でもごくわずかである。
わずかな時間だから、いくら改善しても全体の速度向上には貢献しない。

これ、実はパフォーマンスチューニングの基本中の基本です。

たとえば、東京の自宅から大阪のオフィスまで200分かかるとします。うち150分が新幹線、30分が在来線、20分が徒歩だとします。徒歩を駆足に変えてもても、たとえ無限大に上げても20分の短縮にしかならず、全体で見ると10%しか短縮できません。しかし、新幹線の速度を10%上げるだけで徒歩20分が帳消しになります。

パフォーマンスチューニングの基本は「最も長い時間かかる部分を、少し改善する」ということです。少しの改善なのであまり難しくない上に、効果が高いというわけです。

レーシングカーも場合も、ピークの性能を上げるより、平均的な性能を上げた方が効果的だというのが水野氏の主張でした。


「歌・こよみ365」は、シングルカットされたもの、アルバム販売されたもの、365曲のセット販売(限定発売)されたものがあります。

シングルカットは、楽曲依頼者が制作費を負担する場合と、事務所の営業的な判断で発売する場合があります。アルバムは、ベスト盤のような位置付けなのでしょうか。

ちなみに、当初は全曲を収録して発売する予定はなかったようで、宮崎奈穂子さんも路上ライブの時「全部がここ(路上ライブでの販売スペース)に並ぶわけではない」と言っていました。また「ダウンロード配布にしようか、どうしようか検討中」という話も伺いました。
さて、アルバムは以下の5作が出ています。

  • 早春編
  • 春編
  • Women
  • Real Intention
  • 秋編

今回紹介した『生きる力』は、11曲中10曲目に収録されています。11曲目は『夢に歌えば』なので、実質的には最終曲です。そして9曲目が事務所の先輩kado junを歌った『人の本当のあたたかさ』でした。

早春編の実質的なラスト(10曲中9曲目)は『家族のように』で、同じく事務所の先輩であるさとなか唯さんの歌だったことを考えると、『生きる力』が重要な歌であることが分かります。