2014年6月3日火曜日

一番はじめの社員(55/365)

事業を始めた方でしょう。1人でスタートして、最初に入れた大型機器がコピー機で、これを「一番はじめの社員」としています。

その後、社員は増えていたたようで個人営業から会社としての体裁が整っていったようです。

今はKinko'sに代表されるビジネスコンビニが普及しており、コピー機がなくても仕事はできそうですが、その場でコピーを取れるのはやはり便利です。

ところで、このコピー機、レンタルじゃなくて買い取りだったのでしょうか。レンタルの場合、期限が来たら新機種と入れ換えるかレンタル期間を延長するかを選ぶんですが、いずれにしてもあまり思い入れは強くないように思います。

実家は自営の印刷業で、コピー機が来たときのことはよく覚えています。レンタルだと、コピー用紙をレンタル元から購入しなければいけないそうで、買い取りにしたはずです。

何しろ、印刷屋ですから紙は卸価格で手に入ります。よく覚えていませんが、数倍は違ったのじゃないでしょうか。

ただし、当時のコピー機はしょっちょう紙詰まりを起こし、紙と紙の間に空気層を入れる「さばく」という作業が必須でした。さばかないと、2枚一緒に送ったり、中で詰まったりしたものです。私もときどき手伝ったものです。

大量の紙をそろえる場合、さばいて(空気を含ませて)滑りをよくします。コピー機の場合はそのままセットしますが、保存する場合は空気を抜いて、崩れにくくします。コピー用紙の厚さだと、300枚とか500枚を一度にさばけますが、会社で見ていた後輩が感心していました。

親の手伝いは、子供の頃は嫌だったんですが、今思えばとても貴重な経験をさせてもらったと感謝しています。

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▲路上ライブにチラシは欠かせない

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