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2014年6月21日土曜日

地球(73/365)

環境問題の歌のような感じもしますが、社会的な曲ではなく個人的な歌詞です。

1970年代、人権運動が盛り上がっていた頃

個人的なことは政治的なこと
(The Personal is Political)

という言葉がありました。

たとえば「(他の人のことは知らないが)わたしは出産しても働きたい」と思う女性がいたとします。

働きたいという希望は個人的なものですが、実現するには夫か両親か近所の人か、それともベビーシッターを雇うか、いずれにしても誰かの助けが必要です。

経済的負担を考えると、できれば出産休暇と保育制度(特に病児保育と夜間保育)などの社会基盤が欲しいところです。

そうすると個人的に解決するのは難しく、どうしても政治的解決が必要になります。

これが個人的なことが政治的なことになる瞬間です。

この曲は、そこまで個人的なことは書いていませんが、「地球に愛があふれたら私が楽しい」というような歌詞になっています。

環境問題というと、難しくなりがちですが「自分が楽しい」というのはとても大事な視点だと思います。

2014年6月20日金曜日

Golden Eagles(72/365)

複数形なので、野球チーム(楽天ゴールデンイーグルス)かと思ったのですがそんな歌詞じゃありません。なお、タイトルは複数形ですが、歌詞は単数になっています。

レースと言うから競馬かと思ったけど「車のことばかり考えてきた」とあるので、違うようです。

正解は、ソーラーカーで、オーストラリアでの大会があったそうです。Facebookで検索すると、国井正貴さんという方のご縁が出ています。これが歌になったようです。

金沢工業大学(KIT)のニュース記事「夢考房ソーラーカープロジェクトが自作ソーラーカーでオーストラリア大陸縦断3000kmのレース「World Solar Challenge2013」に12年ぶりに参戦」になっていました。

この記事、大学のリリースなんですが、妙に専門的でさすが工業大学です。ある程度の前提知識がないと全部理解するのは難しいかもしれませんが、前半は一般記事ですのでぜひ読んでください。

2014年6月19日木曜日

言霊(71/365)

言霊の力で、すばらしい人と出会ったという歌。

つながりがよく分かりません。

出会ってから もう何年経つだろう
端から見たら 全然違うタイプなのに
話すとなんだか 似ているところもあって
不思議に思うほど 仲良くしてくれた

「仲良くしてくれた」ということは、アーティストとかではないのでしょうか。

ところで、「言霊」というのは日本人の特性だと思っている人が多いようですが、米国人の方が敏感です(「言霊」に相当する言葉はないようですが)。

ビジネスでは、原則としてネガティブな言葉は使いません。

  • (プロジェクトなどの)失敗→lessons to learn(学ぶべきところがあった)
  • (顧客からの)クレーム(不満)→feedback(フィードバック)
  • もう無理、できません→tough(タフ)

日本人の方がよっぽど言葉に鈍感です。

2014年6月18日水曜日

じゃあどうしようか? (70/365)

頑張っているけど認められない市結果も出ない。「じゃあどうしようか」という歌。

じゃあ、どうするか、歌詞から抜き出しました(説明の都合で、順序は並べ替えてあります)。

  • とりあえずやってみよう とりあえず信じてみよう
  • とりあえずやってみよう とりあえず動いてみよう
  • とりあえずやってみよう とりあえず続けてみよう
  • 負けん気をエネルギーに 悔しさをガソリンに

宮崎奈穂子さんの著書『路上から武道館へ』のサブタイトルは「普通の私が夢を叶えたたった3つの方法」です。具体的には以下の3つ。

  • 信じること
  • 動き続けること
  • ご縁を大切にすること

「動き続ける」を「動く」と「続ける」に分けると、最後の項目を除いて一致していることが分かります。

歌詞にある「負けん気をエネルギーに 悔しさをガソリンに」は、著書の「コンプレックスは力に変わる」という章に相当します。

そういえば、自分で衣装を作って(制作の請け負いもして)自分で歌う「デザイナーシンガー」のMOBACO.さんも「切羽詰まったときは悔しかったことを思い出して奮い立たせる」と書いています(ドル魂&悔しい思い出が私を救った)。

クリエイターの特徴なのかもしれません。

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MOBACO.さん


▲路上から武道館へ

2014年6月17日火曜日

雲の上(69/365)

地上が雨でも、飛行機に乗ると青空が広がっています(昼間なら)。どんなにつらいことがあっても、その上には明るい世界があるというお話。

何でも宮崎奈穂子さんはそのことを知らなかったそうです(ブログ記事「(・ω・)ノ☂」より)。

この雨雲の向こうの、
もっともっと高いところには、
青空が広がっている。
それを、去年27歳にして
ようやく知りました。
初めて雨の中飛行機に乗って、
雨雲の上の青空を見て、
「えええええええ!?」って。笑
感動しました。

大丈夫でしょうか。雨雲の上は真っ暗だと思っていたのでしょうか。それじゃ成層圏です。

とぼけておいて、その後はこんな感じ。

本当はそこにあるのに、
遮るものが邪魔して、
目に見えないだけ。
目に見えないから、
心が信じられないだけ。

歌詞になりました。さすが、転んでもただは起きない。

このブログは2014年6月7日ですが、事実を知ったのは「去年27歳にして」ということなので、歌詞に反映されている可能性は十分あります。というより、明らかに反映されていますね。

2014年6月16日月曜日

おかえりなさい(68/365)

1日仕事に頑張って疲れた帰り道でしょうか。

誰かのためにがんばったこと
やっとの思いで言葉を飲み込んだこと
愚痴をこぼさなかったこと
人の悪口を言わなかったこと

そんな今日のあなたをどうか褒めてください

「あなたをほめてください」と言っている相手は「あなた」なので、これは「自分で自分をほめてください」という意味でしょうか。

タイトルが「おかえりなさい」なので、「あなた」に言っている「私」は家族なのでしょうか。それとももうひとりの自分なのでしょうか。

歌の最後はこうです。

あなたの行動で作り出していく
あなたが向かう未来は 明るいに決まってる

自分で思っているにしても、誰かに言われたにしても、「明るいに決まってる」と思い込むことは結構大事で効果もあるのじゃないかと思います。

2014年6月15日日曜日

元気印のあの子(67/365)

いつも元気で、明るい笑顔の人っていますよね。どうせ付き合うならそういう人と一緒にいたいと思います。

でも、人間だからいつも元気なはずはないでしょう。どうしているのでしょうね。

そういう歌です。

歌詞では、人知れず努力して培った強さが原因だとしています。確かに、自分に対する自信があれば、自分に対するたいていの非難は流せるでしょう。

でも、自分が努力してきた人は他人に厳しいこともあります。「私がこれだけやってきたのに、あの人は何もしてない」とか。そういうとき、どうするのでしょうね。

宮崎奈穂子さんの著書『路上シンガー宮崎奈穂子』には、昔の自分は世の中に不満を持ったり、愚痴を言ったりしたということがそれとなく書いてあります。それが抑えられるようになったのは、誰もがみんな自分の「立場」があると理解したからだと書いています。

路上ライブで警察に止められても、酔っ払いに絡まれても、しなやかに受け流す姿しか私は知りません。

古参のファンに聞くと、昔は顔がこわばったこともあったということですが、今は全く見られません。それだけ自分に自信が出て、強くなったのでしょうか。

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▲深いお辞儀(ときどき頭がキーボードに当たります)

この日は、演奏と演奏の間で酔っ払いが絡んできました。チラシを配るとき、普段は切らないマイクのスイッチを切っていました。酔った勢いで歌い出す人もいるのでしょうか。

2014年6月14日土曜日

新しい日へ(66/365)

埼玉から練馬区を経由して、池袋から新宿、渋谷へ向かう地下鉄副都心線の通勤ラッシュがテーマです。

歌詞では「池袋行き」となってますが、おそらく埼玉方面から向かっているのでしょう。

満員電車は不快なものですが、発想を転換します。

  • 1番のサビ

平日の朝 ここにいる 誰もが戦士
僕らの明日のため 力を合わせていこう

  • 2番のサビ

平日の朝 ここにいる 僕らは仲間
僕らの明日は この手にかかっている

  • ラスト

それぞれの夢 それぞれの家族 守るために
今日も乗り込んでいいくんだ これから始まる 新しい日へ

平日の朝、ラッシュ時間帯の乗客は基本的に仕事をしている人です。仕事というのは、基本的に人のために働くことで、広い意味では世界のために力を尽くしているわけです。

そう考えたら、満員電車の乗客は全員「同志」という感じがしてきませんか(次のラッシュを体験するまでの間かも知れませんが)。

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▲副都心線終点の渋谷駅

ちなみに、副都心線の終点は渋谷駅ですが、そのまま東急東横線へ直通運転をしていて、横浜方面まで同じ車両で行けます。終着駅は「中華街」という分かりやすい名前です。埼玉から乗って、寝過ごすと、気付いたら中華街ってことになってしまいます。

写真に写っているのは銀座線渋谷駅の高架です。渋谷は、文字通り谷になっていて、地下を通すよりもいったん地上に出した方が工事費用が安かったそうです。地下鉄が高架っていうのも変な話です。

地下鉄丸ノ内線の四ツ屋駅が地上にあるのもおそらく同じ理由です。東京は「○○山」「○○代」「○○谷」「○○坂」という地名から分かるように、起伏のある地形です。高い山はないのですが、京都や大阪なんかよりもよっぽど勾配があります。

2014年6月13日金曜日

胸を張ってね(65/365)

自信がなくて、何もできなかった人の話みたいです。

それでも「あの頃はがんばったね」と、過去を振り返り、「がんばってくれてありがとう」と認めています。

最後はこうです。

今どうしようもないこと
未来の私がなんとかするから
だから 胸を張ってね

この声がもし届くなら
今その瞬間の自分に 胸を張って ね

ところで、最後の2フレーズがちょっと分かりにくいです。

前段は過去にどうしようもないことで悩んでいたことは意味がないと思い、今どうしようもないことは、先送りして未来の自分に託そうとします。

後段は、未来の自分から「今その瞬間」の自分にあてて「胸を張ってね」と言っているのでしょうか。

人間の性格、そう簡単に変わりませんから、過去に悩んでいた人はきっと現在も悩むでしょう。日々、自分で自分を励まさないと。

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2014年6月12日木曜日

ただ優しくなりたくて(64/365)

優しくなりたいのに、優しくなれない人の歌。

優しくなる唯一の方法は
その人の背景の悲しみを 想像すること

と歌っていますが、これはかなり難易度が高いです。

しかも、普段から優しくない行動をしている場合は、仮に相手の立場を想像しても優しく振る舞えないことが多いようです。

「優しくする」というのは行動なので、練習しないとできません。

評論家の岡田斗司夫さんに『超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略』という著書があります。

内面を変えていくのは難しいから、「いい人」と思われる行動をしていこうという内容です。

ここでは「たとえ腹の中で何を考えていても、行動が『いい人』だったら、自分にとって『得』である」という発想で書かれています。

異論のある人も多いでしょうが、どんなに優しい気持ちも行動で示さなければ伝わらないことも事実です。ぜひ読んで欲しい本です。


超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略 増補改訂版

2014年6月11日水曜日

雨(63/365)

日曜の雨の昼、ひとりでいることの寂しさを描いた歌。

ひとりでいるのもいいもんですよ。最後は

手をつなごう 拒まなければ 世界は優しいんだ

ということで、何とか折り合いが付いたようです。

評論家の岡田斗司夫さんが「友だちは要らない、仲間が欲しい」とよく言っています。

「仲間」とは、仕事でもなんでも共通の目標に向かう同志(同じ志を持つ者)です。

友だちと休日を一緒に過ごして自分の気持ちを満足させるより、仲間とする仕事を通して誰か他の人を満足させる方が、満足感は高いような気がします。

今まで、自分が一番嬉しかったことを思い出しても、「他の人が喜んでくれた」という経験を出す人が多いのではないでしょうか。

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▲雨の日も、屋根のある所を探して歌う宮崎奈穂子さん

2014年6月10日火曜日

ずっと ずっと ~Wedding Song~(62/365)

ずっと ずっと ~Wedding Song~」に加筆したものです。

『歌・こよみ365』2枚目のアルバム『春編』には、結婚式の歌が3曲入っています。その1つがこれ。友人代表のスピーチという感じで進行します。

悟(さとる)さんと早央里(さおり)さんに向けた歌なんでしょうが、それ以上のことは分かりません。

悟さんと言えば、宮崎奈穂子さんが武道館コンサートをしたときのギター担当が「白須賀悟」さんですが、偶然でしょうか。

今回の完全版では一部の歌詞が変わっています(歌詞カードは旧版と同じ)。

旧版(春編)

おめでとう 悟さん、早央里さん
ありがとう 素敵な愛のおすそわけ

新版(完全版)

おめでとう 太郎さん、花子さん
ありがとう この場に呼んでいただいて

歌い出しは「おめでとう 悟さん、早央里さん」なので、特に名前を隠そうとしたわけではないようです。

ところで、両歌詞の「悟(さとる)さん」と「太郎(たろう)さん」ではリズムが違い、「おめでとう」と「たろうさん」の間に半拍休符が入ります。

想像ですが、「さトる」は「ト」にアクセントがあり、「タろう」は「タ」にアクセントがあるためでしょう。メロディと言葉のアクセントをそろえるために半拍開けたのだと思います。

詞先(シセン、歌詞が先にある)で歌を作る人にとっては常識なのかもしれませんが、最初に気付いたときは新鮮な感じでした。

さて、この曲が発表されるだいぶ前に『【今日の歌こよみ】結婚式の歌♪』というブログが上がりました。

そして、その頃、Facebookのグループでこんな質問が。

私たちの結婚式で、宮崎奈穂子さんの曲を流せるでしょうか?
流せるとしたら何がいいでしょう
そこで、
  • 公の場で曲を流すには権利者の許可がいる
  • 結婚式の歌は制作中だが未発表

ということを伝えました。

その後発売された『早春編』に結婚式の歌は収録されず、結婚式には(事務所の許可を得て)別の曲を流したそうです。

『春編』が出たあと、気になって連絡したら、結婚式はまだだけど、もう曲は決めてしまいましたということでした。

あれから1年、お幸せでしょうか。

2014年6月9日月曜日

RIE ~笑って~(61/365)

RIE ~笑って~」の再掲です。

RIEさんは、ANA創立60周年記念特別塗装機(ボーイング767)のデザインコンテストに入賞した方です。

ANAのニュース

オンラインインタビュー

2013年の朝日新聞の記事からリードを引用します(手元のコピーには、日付部分が切り取られていて、メモもしていないという失態)。

子供たちの笑顔のイラストが大空を飛んでいる。全日空の「ゆめジェット」。デザインしたのは、中野区在住のアーティストRIE(間弓莉絵)さん(30)だ。20代で挫折、逃げるように渡った東南アジアの島で、人の温かさに触れた。その思いをデザインに込めた。就航後初めての個展を、小金井市で12月1日から開く。

最後の文は「12月1日から小金井市で就航後初めての個展を開く」の方がいいような気がしますけど。

19歳の時に「飛行機の機体に絵を描く」と宣言したそうですが、機体デザインの公募は年中やっているわけではありません。

中断期間はあったようですが、なんでも思い続けてみるものです。