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2015年2月9日月曜日

もういいかい まあだだよ (306/365)

前曲に続いて、これも童謡風です。ですが、これも全曲同様、内容は自分の内面を考える歌です。

もういいかい まあだだよ

のあとは

私の夢 諦めついた?

あるいは

あなたの人生 どうするつもり?

ちょっと厳しい言葉もあります

何かを守るため 失ったものも
この夢追いかけるために 手放したもの

健康食品や医薬品のネットショップを運営する「ケンコーコム」創業者の後藤玄利氏は、インタビューで「僕は夢以外の何でも捨てられる」と語っています(【独占独白】ケンコーコムの後藤社長、楽天との乖離を語る)。

この曲自体は、依頼曲じゃないかと思いますが、宮崎奈穂子さんも大きな舞台に立ったり、次のステップを踏み出したりする時に、不本意なことがあったのではないかと想像します。

曲の最後はこう締められます。

私の夢 諦めついた?
まだまだ まあだだよ

まだまだ、まだまだ夢の途中のようです。

2015年2月8日日曜日

あまのじゃく (305/365)

「歌・こよみ365完全版」オリジナルの曲は、意外に歌われていないのですが、この曲はときどき聞きます。少し童謡風です。

本当は欲しいのにわざと目を背けてみたり、つらいのに大したことないと言ってみたり、そういう歌です。

オタク界ではこれを「ツンデレ」と呼びます。本当は好きなのに、気のないふりをしてみたものの、やっぱり好き、そんな感じです。

「あまのじゃく(天の邪鬼)」は、その名の通り鬼の一種、つまり妖怪です。

人の心を読み取って反対に悪戯をしかけるのですが、あまり大きな力は持っていないようです。今では「人の心を読み取る」という部分は重視されず、「してほしいことと反対のことをする」意味で使われます(Wikipedia「天邪鬼」)。

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▲この曲を初めて聞いたのと同じ場所

2015年2月7日土曜日

コーヒーは口実です (304/365)

仕事で失敗して、今日は最悪だと思って帰り、最寄り駅に着いたら22時前、これは仕事の厳しさの歌かと思ったら違いました。

閉店ぎりぎり あのコーヒー屋さんに急ぐ
扉を押し開けると
おじいちゃんのマスターが微笑んだ

コーヒーを口実に、このマスターの笑顔を見に通う喫茶店の歌でした。

何も聞かず、すべてを受け止めて微笑むマスターがいる喫茶店というのも、最近はずいぶん減ったように思います。

スターバックスの店員さんは、とても優秀で複雑なカスタマイズをオーダーしてもほとんど間違えないし、適度な距離感で会話もできますが、席に着いたらそれっきりです。話をすることはまずありませんし、水を替えてくれることもありません。

昔の喫茶店は、カウンター越しに会話があったり、席についていても水の交換に来てくれたものです。

友人によると、京都のある喫茶店では、追加注文なしに粘っていると、頼んでもいない日本茶が出てきたそうです。もちろん、これは「帰れ」という合図です。

このおじいちゃんのいる喫茶店では、そういうことはしないと思いますが。

2015年2月6日金曜日

ようこそ パパとママのもとへ (303/365)

生まれてきた赤ちゃんの歌です。

「歌・こよみ365完全版」には、赤ん坊の歌も何曲か入っています。結婚式の歌と違って、簡単な見分け方がないんですが、おそらく3曲です。

正確には「生まれてくれてありがとう(113/365)」はお孫さんに向けた歌、「お腹の中の赤ちゃんへ(325/365)」はタイトル通り生まれる前の歌ですので、「赤ちゃんの曲」は厳密にはこの曲だけということになるかもしれません。

ようこそ パパとママのもとへ

という部分のメロディがとても美しくて、心に響きます。

生まれたばかりの子供は、とても手がかかるのですが、本当にかわいいものです。その後、離乳食が始まるとウンチの臭いも強くなり、母親から受け継いだ抗体が消えて病気にかかりやすくなりますし、体温調整機能が未熟なため、急な発熱が見られたりします。

それでも、多くの人は「生まれてから2歳くらいまでが一番かわいい」と言います。

もっとも、同僚によると「5歳になっても10歳になっても、2歳の時と同じくらいかわいい」と強く主張していました。そういうものかもしれません。

2015年2月5日木曜日

夢道 (302/365)

みのる式夢道」という教育法をテーマにした曲です。株式会社P&Hの高岸実(たかぎしみのる)社長の名前に由来するようです。

もともとは学習塾フランチャイズ「ペガサス」を経営する会社でしたが、「やる気のない(ように見える)子供」のことを考えているうちに生まれた教育法だということです。

みのる式夢道」は、学校や受験のための学習ではなく、個人のやる気を引き出し、自ら学習する意欲を高めることを目標にしています。

Facebookページ「みのる式夢道」では、日々の活動の様子が紹介されています。また、この曲「夢道」を聞くこともできます。

なお、曲名は「ゆめみち」ですが、Webサイト「みのる式夢道」のドメイン名「yumedo.p-andh.co.jp」からも分かるとおり、「ゆめどう」と読むようです。

2015年2月4日水曜日

「誰かのため」なんて綺麗事だと思ってました (301/365)

前曲「「働く」って」に続き、仕事の歌です。そして、引き続き、以前書いたエントリ「大人って(118/365)」の内容と重複します。

「何かが上手になること」「何かで一番になること」「何かが速くできること」こう言うことがあっても、それ自体が嬉しいのではなくて

一番嬉しかったのは「誰かの役に立てた」ことだったんだ

という歌詞の通りです。

冒頭の歌詞は

「誰かのため」なんて 綺麗事だと思ってました

とあります。宮崎奈穂子さん自身、学生時代はそう思っていたそうです。たとえば、ブログ記事「「仕事って、こんなに楽しいものなんだ。」って。」には

私は学生時代恥ずかしながら、
「学生時代が一番華、仕事なんてしたくないな。。」
って思っていました。

と書かれており、さらに

迷う日も、落ち込む日も、眠れない日もたくさんあるけど、
「仕事って、こんなに楽しいものなんだ。」って、
今すごく感じています。

と続きます。

前に書いたとおり、仕事は楽(らく)ではないけど楽しいものです。

2015年2月3日火曜日

「働く」って (300/365)

旧約聖書には、人間の原罪として「労働」と「出産」を与えたと読める箇所があります。そのせいか、中世ヨーロッパでは働き過ぎることは「悪いこと」とみなされていたそうです。

この解釈が明確に否定されたのはプロテスタントの台頭によるということになっています。

実際にカソリックの教義で「労働=罪」になっているとは思えませんが、そういう風に思っていた人は多かったようです。

日本では、労働観がちょっと違って、昔から「勤労は美徳」ということになっています。

ところが、最近の若年層、特に学生の間には労働に対するイメージがあまりよくありません。特に会社勤めに対する反発が強いようです。

実際には、働くことは楽しいことですし、会社に所属することで個人ではできない大きな力が得られます。

「楽しい」ことだからといって、「楽(らく)なこと」ではありませんが、労働を忌避するのはちょっともったいないと思います。大人の大事な役目は「働くことは楽しい」と伝えることです。

「働く」って楽しいですか?
そんな風に誰かに聞かれたとき
真っ先に「勿論」と
答えられる大人でいたい

という歌い出しの通りです。

大人って(118/365)」でも書いたように、「はたらく」とは「傍(はた)の人間をらくにすること」という語呂合わせがあります。

今までで一番楽しかったことは何?

という質問をすると、相当数の人が誰かに喜んでもらえたことを挙げます。

どうやら人間は、自分のためにすることとより、他人のためにすることの方が楽しく感じるようにできているようです。

2015年2月2日月曜日

自分を好きになる方法 (299/365)

宮崎奈穂子さんの曲には、自己嫌悪に悩む女性がよく登場します。この曲も

私は自分が嫌い 涙が出るほど嫌い

と、激しい自己嫌悪が歌われます。

でも、そこから

どんな自分なら好きになれますか?

と自問し、

具体的に描いたら次は

と、努力する姿勢が見られます。

自己否定は思春期によく見られる現象ですが、どうすればいいかを考え、具体的なステップに進む人はほとんどいません。

スタートすることと継続することは別なので、この先どうなるか分かりませんが、「どうすればいいだろう」と考える姿勢は見習いたいものです。

ところで、この曲は、「どんな自分なら」の部分がメロディ的に「なりたい自分に」とぴったりあてはまりますし、内容的にもちょうどいいのですが、実は登場しません。ちょっと多すぎると思ったのでしょうか。

2015年2月1日日曜日

女の子はがんばり屋さん (298/365)

かわいい子は、単にかわいいだけじゃなく、努力してかわいいという曲です。「女の子は」とありますが、「男の子」だってかわいさや愛敬は大事です。

気持ち良い人間関係を維持するためには、さまざまな「努力」が必要です。同じような技術があって、同じような値段で、同じような仕事をする場合、実際に仕事を発注してもらえるかどうかは印象で決まります。

笑顔で挨拶ができる、相手の目を見て話す、返事はしっかりする、仕事の愚痴を言わない、といったことで、次の仕事が決まることはよくあります。

金額や納期の問題で、仕事をもらえなかった場合でも、印象が良ければ次の仕事があるかもしれません。

「そんなことで決まるのか」と思う人もいるかも知れませんが、そんなことで決まることも中にはあります。大したことではないので、心がけたいものです。

面白いのは

誰より強い芯を持って 生きていく
遮る壁をなぎ倒すくらいの
エネルギーで生きていく

という歌詞です。「かわいい」とか「愛嬌」の歌なのに、「さえぎる壁をなぎ倒す」というギャップが面白く、また、女の子の覚悟が出ています。

それにしても、「歌・こよみ365」には、女の子の歌はたくさんありますが、男の子の歌はほとんどないのが残念です。

2015年1月31日土曜日

ありのまま (297/365)

「歌・こよみ365」のチャレンジは2012年12月からスタートして2013年11月23日のライブで全曲完成の告知がありました(このブログについて―「歌・こよみ365」とは)。

「ありのまま」と言えば、ディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let It Go」の邦題が「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」ですが、「アナと雪の女王」の公開は米国が2013年11月11月27日、日本が2014年3月14日です。つまり、この曲とは無関係です。

悲しさ」に対して「生きるということは」、「寂しさ」に対して「愛するということは」が「きっと そういうこと」と続きます。

最後は

ありのまま その力を 信じて

で終わり、単なるあきらめでは終わりません。

ところで、この曲に「たゆたう」という言葉が出てきます。

聞き慣れない単語なので調べてみました。

たゆた・う【揺蕩う】タユタフ
(1) かなたこなたへゆらゆらと動いて定まらない。ただよう。万葉集(11)「大船の―・ふ海に重石(いかり)おろし」
(2) 心が動いて定まらない。ためらう。躊躇する。栄華物語(浦々別)「つつましき世の有様なれば思し―・ふべし」

広辞苑第6版

「揺蕩う」または「猶予う」とも書くそうです。しかし、「かなたこなたへ」という表現もなかなかのものです(「彼方此方」ですね)

2015年1月30日金曜日

出会い (296/365)

人生で、とても大事な出会いというものが何度かあるものです。一度会っただけの人でも、大事な言葉をもらうことがあります。

面白いのは、本人にとって一生を変える言葉だったのに、言った方は案外何も考えていなくて、言葉はもちろんあったことさえ忘れていることまであります。

悪い言葉でも同じで、学生時代にいじめられていた人が、大人になっていじめた人に「こんなことを言った」と詰め寄っても覚えていないことが多いそうです。

結局、自分が相手の言葉を受け入れる余地があるかどうかという問題みたいです。

評論家の内田樹(うちだたつる)氏の著書「先生はえらい」にも、そうした内容が書いてありました。学ぶ気持ちさえあれば、誰からでも学べると。

面白いのは、誰からでも学べるなら自習でもいいだろうと考えても、誰か相手がいないと、学びにくいことです。そういうもんみたいですね。


先生はえらい (ちくまプリマー新書)

2015年1月29日木曜日

気持ちを強く持って (295/365)

いまだに「女性が働く」というと大げさな話になってしまうようです。

男女雇用機会均等法の施行が1985年、これは「女性差別撤廃条約」の批准のために必要な法律として制定されました。法律と条約では、一般に、法律と条約では、条約の方が優先されるため、条約に合わせて法律が制定または改正されます。

よく「これは差別ではなく区別だ」と言われますが、「女性差別撤廃条約」では差別と区別の両方を禁止しています。例外は、母性(出産)に関連することだけです(育児は例外ではありません)。

特に苦労せず、残業も適当にこなし、「ふつうに」働いている男性が多いのに、なぜ女性だけ頑張らないといけないのでしょうか。テレビドラマでも「働く女性」は特別できる人か、補助職か、いずれにしても特別扱いです。18歳以上の独身女性の大半と、既婚女性の過半数が賃金労働をしている現在、わざわざ「頑張って働く」必要もないでしょう。

この曲の女性が何歳か分かりませんが、たとえば28歳の男性が会社勤めをしていたら、仕事にも自身が出てきた頃で、ちょっとしたプロジェクトのリーダーになり、調子に乗って失敗して、お客さんに叱られる時期です。でも、ドラマにはそもそも28歳の「ふつうの」女性は出てきません。

友人は、結婚式の時、新婦の親戚から「お仕事は何をしていらっしゃるのですか」と聞かれて「妻が理解あるので、おかげさまでフルタイムで働いております」と言ったそうです。

彼なりのジョークですが、あまり通じなかったようです。

戦いたいわけじゃない だけど
それくらいの気持ちで生きていかなきゃやっていけない

というのは、本当に切実な気持ちなのでしょう。

女性でも男性でも、そんなに気負わなくても、気軽に仕事ができるような世の中になって欲しいものです。