歌詞は、『歌・こよみ365完全版』によく出てくるパターンですが、曲がちょっと変わっています。
アップテンポで、バンドアレンジも派手で、他にない曲になっています。
仮に『歌・こよみ365完全版』からベストアルバムを作るとしたら、途中に入れて欲しい1曲です。
歌詞は、『歌・こよみ365完全版』によく出てくるパターンですが、曲がちょっと変わっています。
アップテンポで、バンドアレンジも派手で、他にない曲になっています。
仮に『歌・こよみ365完全版』からベストアルバムを作るとしたら、途中に入れて欲しい1曲です。
将来の不安を抱えながら、一歩ずつ前に進むという歌。
入社した頃によく本部長から「3年後の自分のイメージは?」みたいなことを言われたんですが、何を答えたか全く覚えていません。なんか適当に答えたような気がします。
本部長も、普段会話しているわけじゃないので、誰に対しても同じこを言っていたのだと思います。そして、答えもきっと聞いていなかったような気がします。前回の回答を元に何か言われたことは全くありませんから。
でも、だからといって、将来のことを考えなくていいということではありません。結果は覚えていなくても、考えたことは大事なんだと思います。
1番はこうです。
1年後、何をしているかな
3年後、何を夢見ているかな
5年後、誰と笑っているのかな
10年後、顔を上げているのかな…?
どちらかというと、自分のことを言っていますが、5年後と10年後に他人が登場します(「顔を上げる」のは自分の気持ちですが、それは他人からどう思われているかを意識した結果です)。
2番はこれ
1年後、この仕事を続けているかな
3年後、胸を張って生きているのかな
5年後、誰かの役に立てているかな
10年後、人生は素晴らしいって言えるかな…?
こっちは、他の人のことが出てきます。「仕事」は他の人に対してするものですし、「胸を張って」は他人からの評価が影響するでしょう。その後「誰かの役に立てて」最後に「人生は素晴らしい」と続きます。
この並びは重要で、まず自分、それから他人、全部あわせて人生ということなのだと思います。
幼い日、何にでもなれると思っていたのに、今はどうかな、という歌。
「何かを始めるのに遅すぎることはない」と言いますから、最初からあきらめることはないと思います。体力だけはどうしようもないですが、それでもトレーニング次第である程度のレベルまでは到達できるかもしれません。
アンパンマンで有名なやなせたかしさんが、アンパンマンを描いたのは1988年で、既に69歳だったそうです。もっとも、マンガを描き始めたのは28歳の時だそうですが。
さて、この曲は歌詞もいいんですが、曲が軽快で好きです。特に、ピアノの鍵盤を連続でだらだらだらって弾く部分が好きです。派手なので、効果的に使わないと浮いてしまいますが、いい感じになっていると思います。
この奏法、「グリッサンド」と呼ぶみたいです。タイミングが合えば気分が盛り上がりますね。ただし、これで終わることは出来ない(効果的ではない)そうです。言われてみたら、途中で入りますが、これで終わることはありません。
悪いことも、とらえようで良くなるから、軽く行こうという歌です。
「死ぬこと以外かすり傷」
「失敗しても、命まで取られるわけじゃない」
という言葉もありますので、気楽に生きればいいのじゃないでしょうか。
「ストレスが身体に悪い」とよく言いますが、「ストレスが身体に悪いと思わなければ、ストレスは身体に悪い影響を及ぼさない」というややこしい研究結果もあるそうです。
ただ、他人に言われるとちょっと腹が立ちます。人に言うなら「軽く行こう」よりも「大変だったね」でいいかと思います。
スポーツ、特に長距離走はよく人生にたとえられますが、中でも駅伝はチームスポーツであるためか、特に名言が残るような気がします(何一つ覚えていませんが)。
「母校の名が入ったタスキを」ということなので、学生駅伝でしょうか。高校駅伝もあるのですが、ここはやはり大学駅伝じゃないかと思います。
マラソンは、マラトンでペルシャ軍に勝った古代ギリシャ軍が、マラトン(マラソン)からアテナまで走った伝令に由来することはよく知られています。この時、マラトン・アテナ間が42.195kmだったため、マラソンも42.195kmになった... わけではありません。
Wikipediaの「マラトン」ではマラトン・アテナ間は28Kmとあります。結構短いですね。
別のWebサイトでは「1927年に国際陸上競技連盟がマラトン・アテネ間の距離の調査を依頼した時には、36.75キロ」とあります。そして、アテネオリンピックのマラソンコースがありました。
見ると分かるように、大きく迂回しています。ただし、(少なくとも現在は)現在は山の反対を通る道もあり、ここなら30Kmに収まりそうです。
また、マラソンの距離は、当初「約40Km」で大会毎に違っていたのが、第8回パリ大会(1924年)から42.195Kmに統一されたそうです。その距離は第4回ロンドン大会(1908年)の値だそうです。なぜそんな中途半端かというと、ウィンザー城から競技場まで26マイル(41.843Km)の予定が、王妃の要請で「城の庭から競技場ボックス席まで」になったからという説があるとか。どちらにしてもマイルですから中途半端な値です。
それにしても、パリがロンドンの値を受け入れるのも面白い話ですね。
話を駅伝に戻します。
駅伝は、東京遷都50周年記念として、京都三条大橋から東京の上野不忍池までの23区間508Kmを3日かけて走ったそうです(Wikipedia「駅伝競走」)。東海道五十三次の起点が日本橋(上野から約3Km)、終点が三条大橋ですから、東海道を伝令が走る様子に倣ったのでしょう。
マラトンの戦いでは、1人が走りゴールのアテナに到着して息絶えたそうですが、駅伝は仲間が連携することで、より早く、安全にゴールできます。
駅伝は「ekiden」の名で国際的にも知られるようになってきましたが、知名度は低く、英語版Wikipedia「Ekiden」にも、ホノルルとブリュッセルの大会が記載されているだけで、毎年行うわけでもないようです。
今までの生き方を反省して、「上昇気流はこの手で生み出すものだ」という決意の歌です。
嘆いたり 腐ったり 見栄を張ったり
自分の価値を下げるようなことはもうやめたい
というフレーズがあります。ネガティブなことを言っていると、自分の周囲に対する評価が下がり、評価が下がると助けてもらえなくなります。
人生、損得で生きるものではありませんが、ちょっとのことで得するならした方がいいですね。
上昇気流の発生要因は、地形的なものや低気圧によるもの(たとえば台風)もありますが、もっともよく知られているのは「熱上昇気流」でしょう。これは、暖められた空気によるものです。つまり、自分が熱を出すことで発生させることができます。
「上昇気流はこの手で生み出す」ためには、自分の熱量を上げろ、ということでしょうか。
もっとも、上昇気流はしばしば積乱雲(入道雲)を発生させ、雷雨の原因になります。夏の夕立は、気温を下げる効果もありますが、突然の雨は迷惑なものですし、雷はしばしば死者も出ます。そこはほどほどに。
張り詰めた気持ちを少し緩め、歩み続けるのではなく少し立ち止まってみようという歌です。
2013年頃から宮崎奈穂子さんの一大テーマは「がんばっている人を応援する」ですが、2014年頃から「がんばっている人に一休みしてもらう」が追加されたようです。
2014年6月14日のソロライブは「NatuRaL~頑張りやさんのひとやすみ~ Vol.1」でした。『歌・こよみ365完全版』には、336曲目に『がんばり屋さんのひと休み』という曲が入っているので、また書くことになるでしょう。
それにしても、ほぼ毎日路上ライブに出て、イベントに出演し、最近はブッキングライブにも出ている上、曲も作っている宮崎奈穂子さんこそ一休みした方がいいのではないでしょうか。
※ブッキングライブは、ライブハウスなどが企画して、テーマに合った人を集めてくる(ブッキング)ライブで、1人あたりの持ち時間はだいたい15分から30分程度です。まれに2曲10分と短い場合や、60分程度と長い場合もあります。
1人あたりの時間が少ないので、目当ての人の曲を聞ける時間は短いのですが、新しい出会いのあることがいいところです。
「この瞬間を」に若干の加筆をしました。
グラビア写真などで有名な山岸伸さんに贈る歌です。一度、個展にお伺いしたら、BGMにこの曲『この瞬間を』が流れていました。
宮崎奈穂子さんの武道館や路上ライブの写真を撮っていただいたのが縁だと思います。フォトブック『拝啓 路上ミュージシャンの宮崎奈穂子です』の写真の一部も、山岸先生の作品だそうです(大半はお弟子さんの作品です)。
また、同じ事務所の人も何人か撮影していただいているようです。写真集になるのでしょうか。
山岸先生ご本人とは、新宿で路上ライブを撮影している所に遭遇したのですが、その時の写真はありません。カメラを持っていなかっことはほとんどないし、確かに撮った記憶は洗うのですが、見つかりませんでした。
その代わり、フォトブックの表紙と同じコートの写真です。水銀灯の灯りで、色がうまく出ていないのはご勘弁ください。
行き詰まっているときでも、自分で歩き出せば道が開けるかもしれない、という歌です。
ちょっとゆったりした感じのメロディから始まりますが、サビの部分で曲調ががらっと変わります。
ここに風が吹いていなくても
私が歩き出せば風を生み出せるんだ
という歌詞とあわせて、この曲の聞き所です。
1番の冒頭は
テスト勉強が進まない これ以上何も頭に入らない
です。それで23時前に散歩に出かけます。
その後、恋の話や友人の話も入りつつ、ラスト(コーダっていうんですか? 1番、2番とは別の、独立した終結部)はこうなっています。
部屋に戻って あと1時間だけ がんばろうかな
このメロディがなかなかいい感じです。
構造的には、冒頭と末尾がつながっていると、全体にまとまりができて印象深い作品になります。コラムやブログでも使えるテクニックですので、ぜひ試してみてください。
宮崎奈穂子さんは、路上ライブを始めた頃「あと1日がんばろう」とよく思ったそうです。「あと1時間だけ」というのと重なって、なお良い感じです。
他の子をうらやましく思うことはありますよね(実は、私はないんですが)。
あの子はあの子 私は私
割り切ってしまえば 楽になれるはずなのに
人と比べても仕方ないことはたくさんありますが、比べて自分が劣っていることを認識することが力になるかもしれません。
「正しい」比べ方をしたいものです。
神様は耐えられない試練は与えないと言いますが、どこまで耐えられるか試されてるんじゃないかと思うこともありますね。
この歌では、どんどんやってくる試練に対して、参りながらも「もちろん(できる)」と答える男性(1人称が僕なので)が描かれています。
優しい感じの曲ですが、繰り返されるフレーズ
「もちろん、と」
が実に格好いい感じです。
次々試練がやってくるのは、それだけステージが上がることという姿勢が前向きです。
ビデオゲームでも、1画面クリアするごとに難易度が上がりますからね。
その点、昔のゲームは難易度が変わらないのは逆に面白いかもしれません。単に、技術的に難しかっただけでしょうが。
世の中、なかなか自分の思ったようにはいかないものですが、だからといって何もしないともっとうまくいかないので「毎日じたばたしよう」という歌です。
宮崎奈穂子さんが初めて路上ライブに立ったのは事務所の方針だったから、というのはよく知られたエピソードです。
予想もしていなかった話ですが
これだけやって駄目だったらあきらめよう
これだけやって駄目なんだから、仕方ないと思えるはず
と思った話が何かのインタビューで語られていました。
この曲では「どうせ結果が最初から分かっているものじゃないのだから、迷っていても仕方ない、自分が思った方に進めば、何かいいことが起きるんじゃないか」ということが語られています。
また
人生をすいすい泳げたことはない 溺れてばかりで必死で
なんとか水に浮かんで手足を動かしてたら
実は1mmずつ前に進めてたこと 後から気づいた
というフレーズがあります。準備ができていなくても、沈みさえしなければ前に進めるということでしょうか。
そういえば、英語の慣用句に
sink or swim
というのがあります。
直訳すると「沈むか、泳ぐか」です。
英語の「or」は「さもなくば/それが嫌なら/どちらかを選べ」というニュアンスがあります。米国ニューハンプシャー州の自動車ナンバープレートには「live free or die」と書いてあり、「自由か、さもなくば死を」と訳されます。Live freeはいいとしてor dieはやり過ぎだろ、と突っ込んでいた友人がいますけど、キャッチコピーですから大目に見てください。
つまり「sink or swim」は「沈むのが嫌なら泳げ」、要するに「やるしかないんだ」ということです。
でも、私は「沈みさえしなければ泳げる」という解釈をしてみました。
もっとも、英語の「sink or swim」の本来の意味は「一か八か」というニュアンスもあるのだそうです。「沈むか泳ぐかは運任せ」ということでしょうか。用例を見ていると「沈むか泳ぐかは努力次第」という意味で使うことも多いようでした。
日本語もそうですが、英語も慣用句の意味が変わっていくのかもしれませんね。
A rolling stones gathers no moss (転がる石に苔はつかない)
も、本来は「ひとつのことに集中しないと大成しない」という意味で、日本語だと
石の上にも三年
に近い意味です。
ところが、現在では「常に動いていると、ずっと新鮮なままいられる」という、全く逆の意味で解釈されることがあります。この話は、中学のとき「ロックバンドThe Rolling Stones以降に一般的になった」と習いましたが、裏付けは取れていません。
もう1つ、この曲で特徴的なフレーズは「1mmずつ(1ミリずつ)」という表現です。歌詞カードには「mm」とあるので長さの単位だと分かりますが、実際は「イチミリ」と歌っています。
宮崎奈穂子さんの曲には、「目標に近付くまでのわずかな進歩」の意味で「1ミリ」という言葉がよく出てきます。覚えておいてください。ミリグラムでもミリ秒でもない、ミリグラムの意味です(日常会話でミリグラムやミリ秒が出てくる人は少ないと思いますが)。
英語のWikipediaには「Live Free or Die」という項目がありました。米国では非常に重要な問題のようです。これによるとニューハンプシャー州が州のモットーとして正式に採用したのは1945年だそうです。
▲DEC(Digital Equipment社)が作成したニューハンプシャー州風のフレート
UNIXは、特定のハードウェアやベンダーに依存しない(vendor free)用に設計された初めてのOSという意味で作られたようです。
「一歩前へ」に若干の加筆をしました。
当初は「マラソンを走るすべての人と株式会社湘南貿易橋本社長に贈る歌」というサブタイトルが付いていました。
ここから想像できるように、マラソンンランナーの曲です。もっとも、マラソンをモチーフにしていますが、先駆者やリーダー全般についての内容になっているので、誰でも共感できるでしょう。
「湘南国際マラソン」というイベントがあります。株式会社湘南貿易は、産業機械の輸入代理店がもともとの事業のようですが、「エコロジー事業部」が湘南国際マラソンと関係が深いことから、この曲が生まれたと思われます。
また、同事業部のWebページではこの曲「一歩前へ」のMP3ファイルが公開されていおり、誰でも聞けるようになっています。
株式会社湘南貿易は、もう1曲「あなたと出会えたこの地球」という歌もあるのですが、それはまたの機会に。
なお、2013年11月3日に開催された第8回湘南国際マラソンでは、併設イベントに宮崎奈穂子さんが登場し、以下の6曲を収めたCDが発売されました。ミニアルバムと言っていいですね。
最初の2曲が新曲で、次の2曲が「歌・こよみ365」の既発表曲、「路上から武道館へ」のみ「歌・こよみ365」外ですが、前に書いたとおり、「歌・こよみ365」のテーマ曲「夢に歌えば」とは双子のような歌なので「歌・こよみ365」の一部と考えてもいいでしょう。そもそも「歌・こよみ365」自体が、武道館コンサートの感謝を形にしたものです。
ちなみにジャケットには「歌・こよみ231/365」とありましたので、231曲目のようですが、「完全版」の収録は122曲目です。
製作途中の番号と、完全版での番号が違うことは、宮崎奈穂子さんのライブで示唆されていました。
最初の頃の作品に比べて、最後の方はだんだん短くなっていったので、
順序を変えて調整した(笑)
という発言です(「宮崎奈穂子さんソロライブ(1月22日)」ただしこの発言は掲載していません)。
私はマラソンンはしないのですが、知人がちょうど湘南国際マラソンに参加していました。Facebookで知った私は「そこに宮崎奈穂子さんという人が歌っているからCD買ってきてくれ」とお願いしました。友人は
フルマラソンを終えてへろへろな人間に、そんなお願いするんですか
と言っていましたが
いいから買ってきて
とひどいことを書いたら、本当に買ってきてくれました。いい人です。
実はこの友人、IT業界ではそれなりに有名人です。彼をパシリに使えるのはIT業界では私くらいかもしれません。本当にありがとうございました。
なお、CDには
Special Thanks to...
協栄産業株式会社取締役 古澤栄一様
とありました。こちらもリサイクルの会社のようです。
当日の様子を書いた宮崎奈穂子さんのブログ記事が「11/3(日)湘南国際マラソンにて、マラソンの歌「一歩前へ」などを歌わせて頂いてきました!」です。