2014年6月21日土曜日

地球(73/365)

環境問題の歌のような感じもしますが、社会的な曲ではなく個人的な歌詞です。

1970年代、人権運動が盛り上がっていた頃

個人的なことは政治的なこと
(The Personal is Political)

という言葉がありました。

たとえば「(他の人のことは知らないが)わたしは出産しても働きたい」と思う女性がいたとします。

働きたいという希望は個人的なものですが、実現するには夫か両親か近所の人か、それともベビーシッターを雇うか、いずれにしても誰かの助けが必要です。

経済的負担を考えると、できれば出産休暇と保育制度(特に病児保育と夜間保育)などの社会基盤が欲しいところです。

そうすると個人的に解決するのは難しく、どうしても政治的解決が必要になります。

これが個人的なことが政治的なことになる瞬間です。

この曲は、そこまで個人的なことは書いていませんが、「地球に愛があふれたら私が楽しい」というような歌詞になっています。

環境問題というと、難しくなりがちですが「自分が楽しい」というのはとても大事な視点だと思います。

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