環境問題の歌のような感じもしますが、社会的な曲ではなく個人的な歌詞です。
1970年代、人権運動が盛り上がっていた頃
個人的なことは政治的なこと
(The Personal is Political)
という言葉がありました。
たとえば「(他の人のことは知らないが)わたしは出産しても働きたい」と思う女性がいたとします。
働きたいという希望は個人的なものですが、実現するには夫か両親か近所の人か、それともベビーシッターを雇うか、いずれにしても誰かの助けが必要です。
経済的負担を考えると、できれば出産休暇と保育制度(特に病児保育と夜間保育)などの社会基盤が欲しいところです。
そうすると個人的に解決するのは難しく、どうしても政治的解決が必要になります。
これが個人的なことが政治的なことになる瞬間です。
この曲は、そこまで個人的なことは書いていませんが、「地球に愛があふれたら私が楽しい」というような歌詞になっています。
環境問題というと、難しくなりがちですが「自分が楽しい」というのはとても大事な視点だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿