「ずっと ずっと ~Wedding Song~」に加筆したものです。
『歌・こよみ365』2枚目のアルバム『春編』には、結婚式の歌が3曲入っています。その1つがこれ。友人代表のスピーチという感じで進行します。
悟(さとる)さんと早央里(さおり)さんに向けた歌なんでしょうが、それ以上のことは分かりません。
悟さんと言えば、宮崎奈穂子さんが武道館コンサートをしたときのギター担当が「白須賀悟」さんですが、偶然でしょうか。
今回の完全版では一部の歌詞が変わっています(歌詞カードは旧版と同じ)。
旧版(春編)
おめでとう 悟さん、早央里さん
ありがとう 素敵な愛のおすそわけ
新版(完全版)
おめでとう 太郎さん、花子さん
ありがとう この場に呼んでいただいて
歌い出しは「おめでとう 悟さん、早央里さん」なので、特に名前を隠そうとしたわけではないようです。
ところで、両歌詞の「悟(さとる)さん」と「太郎(たろう)さん」ではリズムが違い、「おめでとう」と「たろうさん」の間に半拍休符が入ります。
想像ですが、「さトる」は「ト」にアクセントがあり、「タろう」は「タ」にアクセントがあるためでしょう。メロディと言葉のアクセントをそろえるために半拍開けたのだと思います。
詞先(シセン、歌詞が先にある)で歌を作る人にとっては常識なのかもしれませんが、最初に気付いたときは新鮮な感じでした。
さて、この曲が発表されるだいぶ前に『【今日の歌こよみ】結婚式の歌♪』というブログが上がりました。
そして、その頃、Facebookのグループでこんな質問が。
私たちの結婚式で、宮崎奈穂子さんの曲を流せるでしょうか?そこで、
流せるとしたら何がいいでしょう
- 公の場で曲を流すには権利者の許可がいる
- 結婚式の歌は制作中だが未発表
ということを伝えました。
その後発売された『早春編』に結婚式の歌は収録されず、結婚式には(事務所の許可を得て)別の曲を流したそうです。
『春編』が出たあと、気になって連絡したら、結婚式はまだだけど、もう曲は決めてしまいましたということでした。
あれから1年、お幸せでしょうか。
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