2014年10月14日火曜日

私ならできる(189/365)

今までの努力を振り返って「私ならできる」という歌です。

今度は「根拠のない自信」ではないようです。ちなみに、根拠のない自信の既出曲は以下の2曲です。

よく聞くと「ともに戦ってきた」「支え続けてくれた」というフレーズがあり、1人ではないことが分かります。

このブログで繰り返し書いているように、1人ではできないこともみんなならできるかもしれません。

ところで「今日の日を迎えた」という言葉があるのですが、何のことでしょうね。何かが終わった感じではないので、会社の創業か何かでしょうか。

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▲この場所は坂になっていて、自動車のライトがきれいに当たるので好きです。

2014年10月13日月曜日

片想い(188/365)

片想いの相手にメールを送ろうと思って、3行に20分考えて、やっぱり送るのをやめたという、若いときにはよくある話。いや、若いときは、そのまま送ってしまって後悔するかもしれません。

歌の中では「この歳になっても、中学生みたいな片想い」と自嘲していますが、実際には大人になってもよくある話じゃないかと思います。

宮崎奈穂子さんは、これだけ曲を作っているのにラブソングはほとんどありません。CDになっているものでは、「Love Songs」のサブタイトルがついている『Acoustic 2』の他は、アルバム『Acoustic 1』の『息を吸うように』『おやすみなさい。』『さよならしなきゃ』『たんぽぽ』と、アルバム『路上から武道館へ〜Birthday Eve〜』に収録されている『5分だけ泣いて帰ろう』くらいじゃないかと思います。しかも『息を吸うように』は、表現が微妙すぎて、言われるまでラブソングだと気付かなかったくらいです。もしかしたら、他にも微妙な曲を見落としているかもしれません。

その他は、アイドルユニット「トーキョーチアチアパーティ」に提供した『好き…好き。』くらいでしょう。シングル曲には、ラブソングはもっとあるのですが、いずれも宮崎奈穂子さんは作詞に関わっていません。

ちなみに、『Acoustic 1』の『オレンジ』はラブソングとしても聞けるのですが、実際には同性の友人を思いながら書いたそうです。

『Acoustic 2』は「Love Songs」のサブタイトルが付いていますが、提供曲が半数程度あります。以下、Wikipediaの宮崎奈穂子ディスコグラフィーから引用します。

  1. カサブランカ(作詞作曲: 立石賢司)
  2. サヨナラ(作詞: 伊吹唯&立石賢司)
  3. 小さな恋(作詞作曲: 立石賢司)
  4. 悲しみよこんにちは(作詞: 宮崎奈穂子&立石賢司)
  5. 春が来た(作詞: 宮崎奈穂子&立石賢司)
  6. 今夜の風に乗って(作詞作曲: 宮崎奈穂子)
  7. 恋文(作詞作曲: 立石賢司)
  8. 沈黙の夜(作詞作曲: 宮崎奈穂子)
  9. あなたと(作詞作曲: 宮崎奈穂子)
  10. ねぇ…(作詞作曲: 立石賢司)
  11. 3つの星(作詞作曲: 宮崎奈穂子)
  12. あなたに会いに行かなくちゃ(作詞: 宮崎奈穂子&立石賢司)
  13. カンバン娘とあなたが私を呼んでくれるなら(作詞作曲: 立石賢司)
  14. ジャンケンポイ(作詩: 宮崎奈穂子&立石賢司)
  15. 二人はずっと素敵な恋をしていました(作詞: 伊吹唯&立石賢司)

赤字が、作詞に宮崎奈穂子さんが関わった曲です。いずれも、あからさまラブソングはほとんどなくて、かなり抑えた表現になっています。

特に、武道館コンサート以降に限ると『5分だけ泣いて帰ろう』だけという希少性です。そもそも、これは失恋の歌なので、恋愛中の曲は皆無ということになります。

宮崎奈穂子さんは、著書の中で「別に、私がラブソングを歌わなくても」という意味のことを書いており、自分の夢や仕事についての曲が増えています。

人生にとって、恋愛は非常に重要なことではありますが、恋愛をしている期間は意外に短いものです、それに対して、仕事をしている期間はかなり長い、「仕事」の範囲を賃金労働以外まで広くとらえると、学生時代から死ぬまで続きます。にも関わらず、仕事を歌った曲は意外に少ないように思います。

だから、私は今の路線はとてもいいことだと思います。

しかし、ラブソングを望むファンも多いことですし、期間は短くても恋愛は人生の一大事ですから、こんな風に時々は作ってもらえるといいのかな、と思います

そして、次回こそは片想いではない曲をお願いします。

2014年10月12日日曜日

大人になってできなくなること(187/365)

大人になって、パソコンやスマホや、その他難しいことはできるようになったけど、声を上げて泣いたり、自分の夢を語ったり、素直に感情を表せなくなったことを歌います。

思ったことをすべて口に出したら、人間関係が成り立ちませんが、素直になっていいところで、素直になれないということはあるかもしれません。

歌詞もいいのですが、でも、この曲の一番いいのはメロディだと思います。

悲しいとき 声を上げて泣くこと
怖がらずに 失敗をすること

同じメロディが何度も繰り返されますが、歌詞と合わさってとてもいい曲に仕上がっています。メロディを言葉で伝える技術が私にないのが残念です。

特に「悲しいとき」のワンフレーズがほんとにいいメロディで、一時期、この曲だけをずっとリピートしていました。

法的にも道義的にも、引用は自由に出来るので、機会があれば公開したいと思います。

2014年10月11日土曜日

「好き」って何だっけ?(186/365)

「歌・こよみ365」16枚目のテーマは、どうやら時間とか、成長とか、大人になるとか、そういうことみたいです。

好きで始めたことなのに、時間が経つにつれて、それが負担になることがあります。

評論家の岡田斗司夫さんは、著書『プチクリ!―好き=才能!』で、こう書いています。

好きだと思う気持ちこそが一番の才能

天才と呼ばれる人は、ほぼ例外なく努力をしています。しかし、その努力を苦痛だと思っている人は聞いたことがありません。野球選手のイチローは

練習しても駄目なときはあるし、練習しなくてもラッキーなこともある。
だから、練習そのものを楽しむことが大事。

と言ったそうです(又聞きなので、どこかで変わっているかもしれません)。

ところが、好きで始めたことなのに、嫌になることは確かにあります。目標を決めたことで、目標そのものが目的になってしまい、嫌になるような場合です。

この曲は、好きで始めたことが、どうやら嫌になったようです。

そこで、

今日はもう さぼっちゃえって
やりたいこと やるようにした
そしたら 心が喜んで
さぼるのも悪くないんだって 分かった

ということです。

最後は

そしたら なんだかわくわく
これが「好き」の感じだって 思い出した

ということです。

大前提として、普段から頑張っていることが大事ですが、自分の設定した短期目標にとらわれず、好きの気持ちを大事にしたいものです。

音楽が好きで、もっと自分の曲を聞いて欲しい、そのためにはライブにたくさん来て欲しい、CDをたくさんの人に受け取って欲しい、目標を決めよう、50日で5000枚。ここまではいいと思います。数値目標を設定するのはとてもいいことです。

でも、そこで「今日はまだ10枚しか売れていない、どうしよう」と焦り始めるとちょっと危ない感じになります。そして、売るためにはどうするかだけを考え始めると、だんだん嫌になってきます。

こういうことは、会社組織にするとよく起きます。好きで始めたことなのに、継続するにはもっと売り上げが必要で、そのための努力の結果、好きだったことが嫌になる。

こういうときは、少し休んでみるのがいいと思います。そうしたら、自分が何を好きだったのかが思い出せるはず。

普段から頑張っているのが大前提ですが、たまに休むことで、より良い結果が出るのではないでしょうか。


プチクリ!―好き=才能!

「プチクリ(プリ・クリエイター)」については、糸井重里さんと岡田斗司夫さんの対談「プリくりをめぐる歌」もおすすめです。

2014年10月10日金曜日

大人も悪くない(185/365)

「歌・こよみ365」16枚目のテーマは、どうやら時間とか、成長とか、大人になるとか、そういうことみたいです。

この曲は、平日は仕事で疲れているし、休日は洗濯もしないといけないけど「大人も悪くない」っていう歌です。

子供の頃に思っていたようなスーパーマンにはなってないけど、悪いもんじゃない。平日は朝から夜まで仕事して、疲れて休日は昼まで寝ているような生活でも、そん何悪くない。私もそう思います。

実は、社会人は意外に融通が利きます。詳しくは「大人って(118/365)」に書きましたので、よかったらあわせてご覧ください。ここでは項目だけを挙げておきます。

  1. 目標の対象が、自分か他人に変わり、本質的に楽しくなります。
  2. 時間が自由になります(自分で決めることができます)。
  3. お金が自由になります。
  4. 行動が自由になります。

職場によっては成り立たないかも知れませんが、私が学生時代に会った大人の多くは、学生よりもはるかに自由に生きていました。

できれば、私もそう思われたいものです。

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そういえば、路上ライブの常連も、ほぼ全員が社会人です。
社会人の方が時間が自由なんですよ。

2014年10月9日木曜日

私たち きっと大丈夫だよ(184/365)

この曲から「歌・こよみ365」の16枚目が始まります。テーマは、どうやら時間とか、成長とか、大人になるとか、そういうことみたいです。

前に取り上げた「「あなたなら大丈夫」(179/365) 」が、他人に励まされる歌だとしたら、この曲は自分に言い聞かせる歌です。

「「あなたなら大丈夫」(179/365) 」でも出てきたように、この曲でも「根拠のない自信」が語られます。歌い出しはこうです。

私たち きっと大丈夫だと
根拠なんてない ないけど そう思う

行きすぎると、単なる無茶になりますが、自分が今できることをやりきったあとなら、こういう自信はあっていいと思います。

そして、「「あなたなら大丈夫」(179/365) 」で紹介した言葉は、とても大事なのでもう一度書きます。

テレビ東京のドラマにもなったマンガ「アオイホノオ」(島本和彦)の名台詞に、

自信というのは、根拠のないものだ

というものがあります。

ところで、この曲のタイトルは「私たち」です。しかし、歌詞には

ひとりぼっちだと 嘆いたときも
…(中略)…
いつだって夜は朝へとつながって
笑える日がやってきた

とあります。

「ひとりぼっち」が、仲間を見つけて「私たち」になったのでしょうか。

だとしたら、あなたたち、きっと大丈夫です。

他の曲では「1人じゃできないことも 2人ならできること」と歌っているくらいです。2人なら大丈夫です。根拠はないけど。

若いときはどうしても、自分で全部やろうとしてしまいます。実際、勢いでできてしまうこともたくさんあります。でも、本当に大きな仕事は1人ではできません。仲間を見つけて、共通の目標に向かうのは、大人の仕事です(体力的に無理がきかなくなる、ということもあります)。

大人としては、チームで仕事をする楽しさを若者に伝えたいものです。

2014年10月8日水曜日

今日も 一日が終わる(183/365)

『歌・こよみ365完全版」の15枚目は、「前進」がテーマのようですが、いつも着実に前進するわけではないようです。15枚目の12曲を、文としてつながるように、一部の表現を変えて並べてみました。

  • 朝の10分で未来を買えて
  • 東京の人混みをかき分け
  • 睡魔と戦い
  • 春夏秋冬、1年中
  • どこまでも進んでいき
  • この季節が来たら
  • 今日も考える
  • 「あなたなら大丈夫」と言われ
  • 幸福駅に行って
  • まほろ横町に住み
  • ここまで歩いて
  • 今日も一日が終わる

朝から始まり、四季を過ごし、いろんな土地を回り、1日が終わるようです。

この曲は、1日の終わりに自分が進む方向を自問している様子です。

印象的なのはこのフレーズ

テレビもスマホもパソコンも
答えは教えてくれない
ただ 情報が溢れては 捨てられてく

1970年代、既に情報化社会の兆候がありました。小説家の庄司薫は「このまま情報が溢れても、価値観がしっかりしていれば恐れることはない」と言いましたが、同時に「多様な価値観が登場し、溢れる情報をどう解釈していいか分からなくなる」と予測しました。

検索は確かに便利ですが、解釈は教えてくれません。2008年の「インターネットウィーク」というイベントのテーマは

集い、語り、拓く、インターネットの4日間~検索で明日はみつからない~

でした。

ちなみに、アニメ「あしたのジョー」で、毎回の予告編の最後の決め台詞が「あしたはどっちだ」でした。主題歌のラストにも使われている言葉です。

かつては、解釈の種類も多くなく、全国紙や総合雑誌が「オピニオンリーダー」として位置付けられていました。しかし、今は誰もがブログを書き、Twitterで拡散し、Facebookの「いいね!」をもらう時代です。特定のマスコミが世論を作ることはありません。

幸か不幸か、その結果、どんなに極端な意見でも仲間を見つけることができるようになりました。以前は仲間を見つけることが難しく、広く知られることはなかったのに、今では簡単にみんなで集まって意見表明ができます。

評論家の岡田斗司夫は、1998年の著書「ぼくたちの洗脳社会」で「高度情報化社会とは情報が多いことではなく、情報の解釈が多いことだ」と主張しました。そして、大事なことは誰もが自分の意見を主張し、その意見を広めることに力を尽くすべきだとしました。「意見を広めること」を「洗脳」と呼んだためか、この本はそれほど売れなかったようです。そして、2011年に、骨子はそのままで内容を大きく変えた「評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている」が出ました。こちらは「洗脳社会」ではなく「評価経済社会」と呼び、最近の社会現象の多くを的確に説明しています。

なぜ、がんばっている人を応援したくなるのか、という説明もあります。宮崎奈穂子さんのファンにはぜひ読んで欲しい本です。


評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている