この曲から「歌・こよみ365」の16枚目が始まります。テーマは、どうやら時間とか、成長とか、大人になるとか、そういうことみたいです。
前に取り上げた「「あなたなら大丈夫」(179/365) 」が、他人に励まされる歌だとしたら、この曲は自分に言い聞かせる歌です。
「「あなたなら大丈夫」(179/365) 」でも出てきたように、この曲でも「根拠のない自信」が語られます。歌い出しはこうです。
私たち きっと大丈夫だと
根拠なんてない ないけど そう思う
行きすぎると、単なる無茶になりますが、自分が今できることをやりきったあとなら、こういう自信はあっていいと思います。
そして、「「あなたなら大丈夫」(179/365) 」で紹介した言葉は、とても大事なのでもう一度書きます。
テレビ東京のドラマにもなったマンガ「アオイホノオ」(島本和彦)の名台詞に、
自信というのは、根拠のないものだ
というものがあります。
ところで、この曲のタイトルは「私たち」です。しかし、歌詞には
ひとりぼっちだと 嘆いたときも
…(中略)…
いつだって夜は朝へとつながって
笑える日がやってきた
とあります。
「ひとりぼっち」が、仲間を見つけて「私たち」になったのでしょうか。
だとしたら、あなたたち、きっと大丈夫です。
他の曲では「1人じゃできないことも 2人ならできること」と歌っているくらいです。2人なら大丈夫です。根拠はないけど。
若いときはどうしても、自分で全部やろうとしてしまいます。実際、勢いでできてしまうこともたくさんあります。でも、本当に大きな仕事は1人ではできません。仲間を見つけて、共通の目標に向かうのは、大人の仕事です(体力的に無理がきかなくなる、ということもあります)。
大人としては、チームで仕事をする楽しさを若者に伝えたいものです。
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