『歌・こよみ365完全版』17枚目の最初の曲です。どうやら、仕事をテーマにしているようです。この歌はあまり仕事っぽくありませんが、調べてみるとしっかりしたお仕事でした。
タイトルの通り、北空知(きたそらち)の歌です。私の好きなメロディラインで、ゆっくりしたリズムで地声から裏声に切り替わるところが素敵です。
北空知は北海道の地域で、深川市などが含まれます。北海道の地域区分は、他の都道府県と違うのでしばしば混乱します。
学校で使う地図(検定済教科書)では「支庁」という区分を習いましたが、日常的にはあまり使われていないそうです。しかも、さっき調べたら「支庁」は「振興局」に変わってました。北空知は、空知総合振興局に所属するようです(振興局と総合振興局の違いもよく分かりません)。
地理的には、札幌と旭川の中間にあり、石狩平野の一部を含むそうです(空知総合振興局は石狩振興局と隣接しています)。
北空知には、深川市があり、深川市と言えば深川米です。そして、深川米といえばアイドルユニット乃木坂46の深川麻衣。2012年に、JAきたそらちが深川米のPRに起用したそうです。
このブログを読んでいる数人の方ならお気づきでしょう。この曲も北海道米つながりでできたようです。詳しくは「ななつの星に願いを込めて」をお読みください。
この曲には、北空知の観賞用植物が登場します。
- スターチスの花
北空知の代表的な出荷品目だそうです。北空知の生き花生産組合「北育ち元気村花き生産組合」には、スターチス部会がありました。詳しくは、ひめじせいか(姫路生花)の特集記事「JA北空知広域連「北育ち元気村」花き生産組合」を参照してください。 - ハロウィン 街を彩るおもちゃかぼちゃたち
(歌詞カードでは「ハロウィンの日」ですが歌っているのは「ハロウィン」です)
北空知は、観賞用カボチャの国内最大産地だそうです。ハロウィン用には生育中に傷を付けて文字や絵を描いたものが出荷されるということです(肌荒れ怖がるオバケだぞ~ハロウィーンカボチャ出荷、北空知でピーク)。こちらも、ひめじせいか(姫路生花)の特集記事「JA北空知広域連「北育ち元気村」花き生産組合」に掲載されていました。食用ではなく、観賞用なのでこちらで扱っているようです。
最後は「北空知の風の中 育てられたお花は」で始まるフレーズが繰り返されるので、どうやら「北育ち元気村」の仕事を扱った歌のようです。
最初聞いたときは、「スターチス」は北空知に自生しているのかと思いましたが、「ハロウィンのかぼちゃ」というのがどうも不自然で、検索したら以上のことが分かりました。
前に書いた「苺一愛(いちごいちえ)」では、歌詞の不自然さに気付きながら、検索をしなかったのですが、読者の方から指摘していただきました。
このブログのページビューは、記事あたり5人くらいなので、読んでいる方から指摘されることは少ないかと思います。ちょっとでも不自然に思ったら検索するつもりです。
▲スターチス(観賞用に出荷されるものとはちょっと違う感じがします)
呼称変更が行われ、植物学的にはスターチスではなくリモニウムと呼ばれることが多いそうです。
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