2014年10月6日月曜日

まほろ横町(181/365)

この記事は「まほろ横町」に若干の加筆をしたものです。


「まほろ」というと、なんとなく北海道の地名みたいですが東京都町田市です(ちなみに「ホロ」はアイヌの言葉で「大きい」という意味)。そして、地理的位置関係から神奈川県だと思う人が多いようですが、東京都です。

宮崎奈穂子さんが主題歌を担当した短編アニメ『嫌われ者のラス』のスタッフが町田・デザイン専門学校の出身であること、以前は「ネクストスタンダード」と題して、同校で頻繁にイベントを開催されていたことから、町田ゆかりの歌を作ったのだと思われます。

2013年2月16日には町田・デザイン専門学校で開催された「産学ネットワーク展」(卒業展という位置付けのようです)にゲストとして出演されています。

ご本人のブログ
明日は10:30から町田・デザイン専門学校にて!遊びにいらしてくださいー★

私個人の話で恐縮ですが、このときの「産学ネットワーク展」で、偶然見つけたのが「わたなべなな」さんで、強烈な個性を出す絵が強く印象に残っています。

彼女はしばしばとんでもなくネガティブなことを書く人で、こっちがはらはらします。現在は「さいあくなな」ちゃんとして活動中ですが、ネガティブな感じが出ていていい名前だと思います。

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▲わたなべななさん(左)の展示、部屋になっている(同行した友人はひと目見て逃げました)
卒業してから、イベントではピンクのセーラー服をいつも着ているので貴重な写真です。

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▲こんな感じで細部にも凝っている

●まほろ横町に行ってきた

小説『まほろ駅前多田便利軒』(三浦しをん)に登場する架空の地名「まほろ市」が、町田市をモデルにしているそうです(「幻(まぼろし)」に由来するのでしょうか)。そこから「まほろ市」を舞台にした映画やテレビドラマが生まれたようですね。

残念ながら、私は映画もドラマもさっぱり記憶にありません。「なんでもいいから、とりあえず現地に行け」と、友人のジャーナリストも言っているので、行ってきました。

検索してみると、町田駅北口の通りを「まほろ横町」と名付けたそうです。とりあえず北口に出てみましたが案内板は何もありません。さらに検索すると「ぽっぽ町田」という施設の近くに映画のロケ地があるそうなので、東口からそちらへ向かいます。

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▲ぽっぽ町田

中に入ると観光案内所がありました。

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▲町田観光案内所

まほろ横町ってなんですか?

と尋ねたら

商工会議所が、新しい通り名を提唱しているようです、平日に商工会議所に聞いてください

との答え。

場所くらい教えてくれるのかと、一瞬待ったのですが返事はありません。観光案内所がきっぱりと「(うちではなく)商工会議所に聞いてください」と言うのだから、教えたくないのかもしれません。

ぽっぽ町田からすぐのところが、映画のロケ地で、ポスターにもなったところだそうです。

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▲なんかのロケ地らしい

北口に回って「横町」にふさわしそうな通りに入ってみると、ありました。

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▲これが通りの入口

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▲居酒屋さんの張り紙も雰囲気が出ています。

●「まほろ横町」の歌詞

歌詞にはこんな言葉が並びます。なお、町田滞在時間は30分くらいなので、見落としているか旺盛はおおいにあります。

  • 新聞配達の音…きっと新聞配達はあるでしょう
  • 焼きたてパンの匂い…パン屋さんは見つけられませんでした
  • 八百屋のおじさん…八百屋も見当たりませんでした
  • バスを待ちながら…まほろ横町は道幅が狭く、バスは通っていません
  • 小学生…たぶんいるでしょう
  • 改札の前で誰かの帰りを持ってるお母さん...改札の写真は撮りにくいので北口付近
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    ▲町田駅北口
  • カフェの店員さん...「Cafe & Dining」の看板がありました。ビル壁面のコピーは
    狙っているあの子に「センスありますね」と思われたい男子の店
    (2階の喫茶店のようです)。
    いいコピーだと思いますが、こんなに大きく書いてあったら、連れてきた女の子にばれてしまいます。
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    ▲学習塾じゃなく、カフェを見つけてください

「まほろ横町」、商店街と住宅街が一緒になっていて、ちょっと懐かしい感じの街でした。

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