嫉妬したり、取り繕ったり、自分に嘘ついたり、人間はめんどくさいという話。
ほんとにめんどくさいですが、それも大人になったということでしょうか。
実は、宮崎奈穂子さんの曲には「めんどくさい」詞がとても多く出てきます。特に、武道館コンサート前後に出た2枚のアルバム「路上から武道館へ~Birthday Eve~」「My Way~就職は武道館で~」には「存在意義」とか「ほんとの価値」とか、めんどくさい言葉がたくさん並びます。
2010年に発売された『仕事と結婚と私』という曲にも、いろいろめんどくさい話が出てきます。想像するに、高校時代からめんどくさいことを考えていたのではないかと思います。
大人になるというのは、めんどくさいものです。若い頃からめんどくさいことを考えてきたとしたら、それだけ早く大人になったのかもしれません。
『歌・こよみ365完全版』16枚目では、大人になる話がたくさん出てきますが、どれもいいことばかりではありません。それでも頑張って生きているのは、若い人と変わらないのかもしれません。年を取ったから悩みがなくなるわけでもありません。
小学生の頃、大学生は大人だと思っていましたが、実際に大学生になったら大したことありませんでした。大学生の頃は、30代は一人前だと思っていましたが、実際にはそうでもありませんでした。50代になると、めんどくさいことには慣れてきましたが、思っていることはあまり変わりません。
それでも「慣れてきた」ということが、大人になったということかもしれません。
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