2014年2月12日水曜日

家族のように (先輩アーティスト さとなか唯さんに贈る歌)

家族のように (先輩アーティスト さとなか唯さんに贈る歌)

宮崎奈穂子さんの所属する音楽事務所「Birthday Eve」の先輩アーティスト「さとなか唯」さんに贈った歌です。以前は「伊吹唯」という名前で活動されていました。

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▲さとなか唯さん(足を悪くされてから座って演奏していらっしゃるそうです)

さとなか唯さんは、いわゆる「癒やし系」の曲をたくさん作っていらっしゃいます。同じ事務所の人への提供曲も多く、この「家族のように」も作曲はさとなか唯さんです。

唯さんの曲は、ふるさとや家族、命を扱ったものが中心です。ラブソングもあります。ゆったりしたメロディーと、優しい口調で、長く聞いているとだいたい寝てしまいます(すみません)。

プラネタリウムでライブをしたときは、熟睡する人が続出したとか。

また、レコーディング中にエンジニアの人が寝ていたという逸話も残されています。いくら何でもこれはちょっとひどい。

ほんとに、優しい歌声なので、機会があればぜひ聞いてみてください。YouTubeなどにも上がっています。


▲再生リストが見つかりました

『家族のように』は、こんな風に始まります。

家族のように 時を過ごして
姉妹のように 喧嘩もして
戦友のように 一緒に戦って
どれだけ泣いてきただろう

インディーズ系の事務所ですから、プロモーション企画なども一緒に考えていたのだろうと思います。衝突もあったでしょう。そのあたりの感じがよくて出います。

宮崎奈穂子さんは「唯さんからは、路上機材の運び方に始まり、本当にいろんなことを教えてもらった」と、何かのインタビューで答えていらっしゃいました。

初めての路上ライブ遠征の時、不安を抱えた宮崎奈穂子さんに対して、見送りに来た唯さんがこういうことを言ったそうです。

固い枝はちょっとした力を加えれば、簡単に折れてしまう。でも、やわらかくしなやかな枝はどんなに力を加えても折れない。なほちゃんは、自分らしく自然体でやればいいんだよ

宮崎奈穂子著『路上から武道館へ』

『家族のように』に出てくる「堅い心は、折れやすいから、しなやかな稲穂になりなさい」というフレーズは、この時のエピソードだと思われます。

デビュー以来、一緒にやってきた唯さんですが、3月で事務所を離れるということです。ブログ(これからもよろしくお願いします。・)から察するに「伊吹唯」に戻すのでしょうか。

お互い寂しいと思いますが、これを機会に世界が広がるといいですね。

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