(まほろの皆様に贈る歌)
「まほろ」というと、なんとなく北海道の地名みたいですが東京都町田市です(ちなみに「ホロ」はアイヌの言葉で「大きい」という意味)。そして、地理的位置関係から神奈川県だと思う人が多いようですが、東京都です。
宮崎奈穂子さんが主題歌を担当した短編アニメ『嫌われ者のラス』のスタッフが町田・デザイン専門学校の出身であること、以前は「ネクストスタンダード」と題して、同校で頻繁にイベントを開催されていたことから、町田ゆかりの歌を作ったのだと思われます。
2013年2月16日には町田・デザイン専門学校で開催された「産学ネットワーク展」(卒業展という位置付けのようです)にゲストとして出演されています。
ご本人のブログ
明日は10:30から町田・デザイン専門学校にて!遊びにいらしてくださいー★
私個人の話で恐縮ですが、このときの「産学ネットワーク展」で、偶然見つけたのが「わたなべなな」さんで、強烈な個性を出す絵が強く印象に残っています。
▲わたなべななさん(左)の展示、部屋になっている(同行した友人はひと目見て逃げました)
●まほろ横町に行ってきた
小説『まほろ駅前多田便利軒』(三浦しをん)に登場する架空の地名「まほろ市」が、町田市をモデルにしているそうです。そこから「まほろ市」を舞台にした映画やテレビドラマが生まれたようですね。
残念ながら、私は映画もドラマもさっぱり記憶にありません。「なんでもいいから、とりあえず現地に行け」と、友人のジャーナリストも言っているので、行ってきました。
検索してみると、町田駅北口の通りを「まほろ横町」と名付けたそうです。とりあえず北口に出てみましたが案内板は何もありません。さらに検索すると「ぽっぽ町田」という施設の近くに映画のロケ地があるそうなので、東口からそちらへ向かいます。
中に入ると観光案内所がありました。
「まほろ横町ってなんですか?」と尋ねたら「商工会議所が、新しい通り名を提唱しているようです、平日に商工会議所に聞いてください」との答え。場所くらい教えてくれるのかと、一瞬待ったのですが返事はありません。観光案内所がきっぱりと「(うちではなく)商工会議所に聞いてください」と言うのだから、教えたくないのかもしれません。
ぽっぽ町田からすぐのところが、映画のロケ地で、ポスターにもなったところだそうです。
北口に回って、「横町」にふさわしそうな通りに入ってみると、ありました。
●「まほろ横町」の歌詞
歌詞にはこんな言葉が並びます。なお、町田滞在時間は30分くらいなので、見落としているか旺盛はおおいにあります。
- 新聞配達の音…きっと新聞配達はあるでしょう
- 焼きたてパンの匂い…パン屋さんは見つけられませんでした
- 八百屋のおじさん…八百屋も見当たりませんでした
- バスを待ちながら…まほろ横町は道幅が狭く、バスは通っていません
- 小学生…たぶんいるでしょう
- 改札の前で誰かの帰りを持ってるお母さん...改札の写真は撮りにくいので北口付近
▲町田駅北口 - カフェの店員さん...「Cafe & Dining」の看板がありました。ビル壁面のコピーは『狙っているあの子に「センスありますね」と思われたい男子の店』の看板(2階の喫茶店のようです)。いいコピーだと思いますが、こんなに大きく書いてあったら、連れてきた女の子にばれてしまいます。
▲学習塾じゃなく、カフェを見つけてください
「まほろ横町」、商店街と住宅街が一緒になっていて、ちょっと懐かしい感じの街でした。
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