2015年2月26日木曜日

まあるいショートケーキ (323/365)

子供の頃、ショートケーキが食べられるのはクリスマスと誕生日だけだった。今ではいつでも買えるけど、その時の気持ちを思い出して、ケーキを買って実家に帰ってみよう。大切な気持ちを思いだした記念日として。という歌です。

私、ショートケーキは小さく切ってあるから「short」だと思ってたんですが、違うそうです。だから「丸い大きなショートケーキ」はおかしくありません。

スポンジケーキにホイップクリームを使ってイチゴを乗せたケーキを「ショートケーキ」として広めたのは不二家だそうですが、これは日本独自の呼び方だそうです(米国の一部でも使うそうですが)。

Wikipedia「ショートケーキ」によると、以下の説があるそうです。

  • アメリカの「ショートケーキ」に由来(スコーンのようなものだそうです)
  • 短時間で作れるから
  • 生クリームやイチゴを使用するため日持ちしないから
  • 英語の「short」の「もろい」や「サクサクした」に由来
  • スポンジを作るのにショートニング(食用油脂)を使っているから

私の子供の頃は「生クリーム」が高価だったため、「バタークリーム」と称する粗悪なクリームを使ったケーキがたくさんありました。

ところが、大人になって「バタークリーム」が実は大変美味しいものであることを知りました。昔の「バタークリーム」は臭みがあったのですが、本物はもちろん臭くありません。生クリームの脂肪分を凝縮させるとバターになるので、バタークリームは生クリームよりも濃厚な味になるようです。

想像するに、昔の「バタークリーム(的な何か)」は、バターの代わりに適当な油脂が入っていたのではないでしょうか。

大人になって「本物は美味しい」と気付いた3大食品は以下の通りです。

  • バタークリームケーキ…油脂の質が悪く臭いがする
  • (缶詰の)ホワイトアスパラガス…妙な臭いがする
  • (缶詰の)洋なし…食感が悪く、これも何が妙な臭いがする

いずれも、本物は大変美味しいもので、しばらく敬遠してたのが残念です。

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