2014年9月3日水曜日

無駄なことなんて(148/365)

「人生に無駄なことなんてない」と言いますが、なかなかそうは思えないもの。

この曲では冒頭から問いかけられます。

「無駄だったのかな」帰り道つぶやいた
今日頑張ったことも 感じた悔しさも

そこに友人がなぐさめてくれます。

やってみなきゃわからない

前を走っていうる人たちは 最短距離で走ってきたと思う?

いい友人です。

私の好きな映画に、三谷幸喜監督「ラヂオの時間」があります。さまざまな事情でシナリオが改ざんされていくために、作家が耐えられず逃げ出そうとするところで、ラジオ番組のプロデューサが言います。

あなたは、私たちが常にベストの番組を作っていると思っているんですか。
満足できるものができなくても、番組を送り出す責任があるんだ。

失敗した番組を見る方は困りますが、プロでもそういうことはあります。過ぎてしまった時間は取り返せないので、こういうときは、もっといい作品を作って恩返しするしかないのでしょうね。

人生に無駄はありませんが、反省は必要です。そして、仕事の失敗は、仕事で返すしかありません。たとえ迷惑をかけた人に返すことはできなくても、他のもっと多くの人に満足してもらえるように努力することしかできないんですよね。

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