2014年9月7日日曜日

立ち止まって(152/365)

本当にこれでいいのかな、と思うことはよくあると思います。

ラストはこう。

ふと 立ち止まって 見つめ直して
変わりたいなら この足で歩き出さなきゃ
私が歩いたところが 道になっていくから
大丈夫 大丈夫 言い聞かせて

「私が歩いたところが道になっていく」は、高村光太郎の有名な「道程」モチーフにしているのだと思います。

冒頭はこう始まります。

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

この詩には、実はもっとずっと長い原型があったそうで、そちらには「道のない所を選ばざるを得なかった自分」というのが出ているそうです。

そう思うとちょっと印象も変わります。

「立ち止まって」のラスト「大丈夫 大丈夫 言い聞かせて」も、自分で選んだ道だけど、他に選びようがなかったという感じが出ていると思います。

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