どうやら、不登校児のためのボランティアの歌のような感じがします(「不登校」とは書いていません)。
ボランティアに関わる人の多くは、最初から目的意識があったわけではありません。なんとなく初めてみたら、そのうちに自分の意識が変わり、一所懸命やるようになった、ということをよく聞きます。
この歌も、最初は「人のために生きたい」とは思わなかったようですが、どうやら勝つ亜どうしているうちに意識が変わったようです。
学校の目的は大きく2つあります。1つは生活に困らない学力を付けることで、もう1つは社会性を身に付けること。
学力に関して言えば、学校は必要ありません。教師の中には、「生活に困らないだけの学力」を身に付けていない人もたくさんいます。「水に優しい言葉をかけたら腐らない:みたいなデタラメを生徒に話している人もいるそうですし、血液型による性格分析を信じている人も多いようです。科学的に考える力があれば、あり得ないことはすぐ分かるはずです。
逆に、オンライン教材の発達で、その気になれば独力で十分学べる環境が整ってきました。下手な教師に習うよりも効率的かもしれません。
ただ、社会性を独力で身に付けることはできません。オンラインコミュニケーションは、現時点では人間関係を作るのに十分ではありません。オンラインは、リアルなコミュニケーション以上の力を発揮することもありますが決して「万能」ではないのです。
そこで、フリースクールを含めたコミュニティは非常に大事だと思います。閉鎖的な環境にいると「いじめ」みたいなものも出てくるので、フリースクール同士の交流があればもっといいですね。リアルを補完するためのオンラインコミュニケーションもいいと思います。
こうしたボランティア活動を通して、一番成長できるのは自分自身かもしれません。
若い頃の悩みが、本当の意味で解決するのは「同じ悩みを持った次の世代の相談に乗ったときだ」という言葉もあります。
学校教育に頼らない、さまざまな試みが広がることを願っています。
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