2014年5月9日金曜日

今、全力ですか(30/365)

どんな有名選手でも、最初からできるわけではなくて、実は一所懸命頑張っているというお話。

野球選手のイチローを育てた仰木彬氏は、イチローを称して「あれだけ練習すれば誰だって打てますよ」と言ったらしい(その後「ふつうはあんなに練習できません」と続けたそうです)。

評論家の岡田斗司夫氏がプロデュースしたアニメ映画「トップをねらえ!」では、優秀な先輩を「天才」と呼ぶ主人公に対して、訓練担当教官が「そうじゃない、努力の結果だ」と諭します。それに対して「努力の天才ですね」と返すシーンがありました。

全体の流れとしては、ここは笑うところですが、大事なことを指摘しています。一般に「天才」と呼ばれる人は、「努力の天才」であることが多いからです。

イチロー選手が全盛期、何かのインタビューで今後の抱負を聞かれ「もっと野球がうまくなりたい」と言っていました。賞を取りたいとか、誰かと比較したりとか、そういう目標ではなく、以前の自分よりも良くなりたいという向上心に感心しました。

この曲では「自分があきらめても誰も困らない、ただ未来の自分が納得できますか?」と続きます。

「自分で決めた習慣が続かないのは、それが必要ないからである」と言いますが、やはり自分が納得しないと駄目なようです。

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