2014年11月12日水曜日

あの日(218/365)

ちょっと大人になってから、昔を振り返っているのでしょうか。

歌い出しは

「明日が見えない」と 泣いたあの日 思い出して
この世の誰なら 明日が見えるって言うんだって
ちょっと笑えた

こういう気持ちは分かりますが、今思えば、若いときは、いろんな可能性があるから「見えない」と思ってしまうんですね。そのうち「明日が見えた」と悩むようになります。

でも、実際には、いくつになっても新しい明日は来ます。

若い人は、人生の残り時間がたくさんあるのに、焦って、イライラしたり不安になったりすようです。年を取ると、残り時間が少ない割りには焦りは消えます。それは、焦っても問題は解決しなことを学習したからかもしれません。そして、気持ちではなく、行動が大事だと分かってくるからかもしれません。

つまり、2番の冒頭

「夢って叶うのかな」って 泣いたあの日 思い出した
そんなの考える 暇があるなら手を動かして! って
今なら言うだろう

ということです。

夢や目標のない人も、まずは自分が人のためにできる仕事(work)をしてみること、先に紹介した評論家の岡田斗司夫さんも言っています。「金銭的な報酬はなくても、人のために自分の時間を費やすことを続ければいい」と。

「なりたい自分」とか「あるべき姿」とか、最近はそういうことを言う人が増えました。自分なりのイメージを持っている人は、それを目標にすればいいと思います(でも目標からそれることも恐れずに)。特別な目標がないのなら、「自分らしく」などと考える前に手を動かせと、私でもいます。

若者よ、自分探すな、職探せ

という言葉もありますね。

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