2014年11月23日日曜日

なんでこの仕事してんだろ(229/365)

後輩も入ってきたのに、目の前の仕事で精一杯だし、それもできているかどうか分からない。向上心の高い人ほど思うようです。

どこに進んでいるか分からないと悩む人もいるようですが、それは「ビジョン型」にとらわれすぎているからかも知れません。実はしっかりした意志を持ち、その都度決断を繰り返す「価値観型」かもしれません(それでもどこかで(225/365))。

評論家の岡田斗司夫によると、学習のステップは以下の4段階だそうです。

  1. 理解する
  2. やってみる
  3. 対価(評価)を得る
  4. 人に教える

たとえば、写真を撮るならこうです。

  1. カメラの使い方を知る
  2. 写真を撮る
  3. 人に見せて感想を聞く
  4. 人に教える

今のカメラは、ほぼ全自動で撮影できるので、1は軽くクリア(というか何もいらない)、2も簡単。SNSの発達により3も簡単ですが、友人ばかりだと気兼ねして正当な評価をもらえないかもしれません。コンテストなどの方がいいでしょう。そして、学んだことを人に教える。

一般的な仕事の場合はこうなります。

  1. 研修を受ける
  2. 仕事を割り当てられる
  3. 上司やお客様から評価される
  4. 後輩を指導する

「私なんて、まだまだ人に教えるレベルではありません」と遠慮する人も多いようですが、人に教えるのは学習の途中段階で、自分の知識や技能を定着させるためという側面もあります。機会があれば指導する側に回った方が絶対に得です。

人に教えることで、自分の知識が定着し、教える側と教わる側の両方が成長できます。

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