学生時代、「大人」はどう見えていたのでしょう。「仕事は厳しい」とか「大人は大変」とか、ネガティブなことばかり言う大人が多かったので、あまりいいイメージはなかったのではないでしょうか。
学生には学生の楽しさがありますが、大人にも大人の楽しさがあります。
この曲では
学生のときは 勉強して
部活して 恋をして
文化祭とか 頑張って
進路のこと 考えたりして
とか
毎日全力で 生きていた
悩んだり 夢見たり
喧嘩したり 仲直りも
遅刻しそうで 走ったりとか
と歌いますが、すべて「大人」と同じです。
大人になっても毎日勉強して、趣味のサークルで活動し、恋をして、サークルの発表会をして、転職のことを考えます。
毎日全力だし、悩んだり、夢見たり、喧嘩したり、仲直りしたり、遅刻しそうで走ったりもします。
私の家の近所に高校があります。文化祭頃からカップルが増え、12月後半から2月中旬までがピークのようです(言うまでもなくクリスマスとバレンタインデーの間です)。
あるとき、男の子の手が不自然に動いていることに気付きました。隣に並んで歩いている女の子の手をつなごうとしているみたいですが、タイミングがつかめないようです。
「大人」には、こういうところはないかもしれません(いや、人によってはあるかもしれませんが)。
別のときは、朝信号待ちの女の子同士が会話していました。
「あれ、遅刻じゃない?」
(どうやら1時間目は体育で、着替える時間がいるらしい)
「うん、大丈夫、走れば間に合う」
その後、信号が変わっても2人はふつうに歩いていました。私は「走れよ」と心の中で突っ込みました。
「大人」も、客先に行くときは走りますが、特別な用がなければ遅刻する人が多いかもしれません。これは同じですね。
そういうわけで、人間、学生時代も社会人になっても、そんなに変わるわけではないということでした。
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