結構自信があったコンペに落ちた、でも「落ち込まないぞ」という曲。
医者の友人が「コンペで負けたたら、そのための準備がゼロになってしまって、つらいだろうな」と言ってました。確かに、コンペのためであっても、見積もりやらリソースの確保やら、いろいろな準備が必要ですし、負けたらゼロになります。でも、それで人が死ぬわけじゃなし、医者のプレッシャーの方がよっぽど大きいと思います。
それに、コンペに落ちても、よい提案は顧客の印象に残り、次の仕事につながることがあるかもしれません。実際に、そういうことは何度もあり、営業的にはコンペに落ちてからが勝負です。
一般には、コンペに落ちた理由を教えてくれることはありませんが、そこを何とか聞き出し、改善し、次回に備えることがで来ます。つまり、
いや 多分 これはこれで 意味があって
きっと まだまだ 成長しなきゃいけないっていう
神様からのメッセージ
というわけです。
宮崎奈穂子さんも、以前からよくそういうことを言っていて、著書にも書いてあったと思います。一時期、ファンの間では、ちょっと困ったことがあると「それもみんな何か意味があることだから」と言ってなぐさめるのが流行しました。
最後は
からっと笑って 前に進むのだ
で終わります。
「のだ」というのはとても力強い言葉です。
たとえば「これでいいんだ」と言われたら、単に現状を肯定するだけでなく、ちょっとあきらめの気持ちが入るような気がします。それが「これでいいのだ」だと、積極的に受け入れるような感じがします。赤塚不二夫のギャグまんが「天才バカボン」では、バカボンのパパが決め台詞として「これでいいのだ」と言います。たいていは、「え、それでいいの?」という不合理な状況ですが、「これでいいのだ」と断定されれば納得せざるを得ません。そういう力が「のだ」にはあります。
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