2014年11月7日金曜日

「もっと頑張っておけばよかったな」(213/365)

もっと頑張っておけばよかったな、と思うことはありますけど、それはもう遅いですね。いろいろと、できない言い訳をせずに「もっと頑張っておけばよかったな」という曲です。

昔のエッセイに、こんな言葉があるそうです(要旨のみ)。

「下手なうちはこっそり練習して、上手くなってから披露しよう」などと考えている人は決して芸を習得できない。

上手な先輩の中に交じって、怒られようが笑われようが、平気で練習するものだけが芸を習得できる。才能や素質なんかなくても、休みなく、自分勝手なやり方をせずに練習すれば、きっと成功する。

名人と言われる人でも、最初は無能と言われたり、恥ずかしい思いもしているものだ。

出典は、兼好法師(吉田兼好)が鎌倉時代末期(14世紀)に書いた「徒然草」150段です。昔と言っても大昔ですね。著作権は切れているので全文転載してもいいんですが、古語ではちょっと分かりません。

ちょっと検索したら、完全な現代語訳があったので、興味を持った方はこちらを参照してください。

『徒然草』の149段~152段の内容

ところで、この曲には「へなちょこ」という言葉が2回登場します。この「へなちょこ」という言葉がなかなか可愛らしいですね。

実際問題 まだまだへなちょこで
成長できてるのかな 不安になるんだ

実際問題 まだまだへなちょこだけど
前に進むんだ もう後悔したくない

最後は「もっと頑張っておけばよかったな」という後悔ではなく、前へ進むようです。頑張ってください。

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