2014年11月28日金曜日

外はふわっと 中ぱりっと(234/365)

「外はぱりっと、中はふわっと」「外はかりっと、中はとろっと」という言葉は、食品のコピーによく使われます。昔、週刊アスキーで「『外はとろっと、中はかりっと』だと食べにくくてしょうがない」というギャグまんががありましたが、この歌はまさにそれです。

でも、食品ではなく、人間性のお話です。

外はふわっと、人当たり良く、中はぱりっと芯を持って仕事をしよう(仕事には限りませんが)という歌詞ですが、普通とは逆の使い方で、なかなかいいタイトルです。曲も軽快で、何でも軽くこなしているような格好良さが出ています。

大きなミスをしても「ここで泣いたら女がすたる」と背筋伸ばしてデスクに戻り、苦手なメイクも頑張って「弱さも強さもちゃんと隠せてる」。本当は大変なんですが、それをアピールしても仕方ありません。

弱いところを隠して信頼してもらい、強いところを隠して受け入れてもらうのはとても大事なことです。

これができれば、本当に魅力的な女性になれます。男性も見習いたいところですが、化粧で隠すのが難しいのは残念です。

路上ライブをしていると、いろんな人が来ます。酔っ払いがマイクを奪って勝手に歌おうとしますし(マイクのスイッチを切っていました)、うるさいからやめろという人もいます(素直に移動するか、姿が消えるまで待ちます)。嫌がらせであっても通報があれば警察は中止の指示を出します(素直に従います)。滅多にありませんが、ヤクザが場所代を要求してくることもあります(金銭は決して渡さず移動します)。

「気に入った」と言いながら話しかけて歌の邪魔をする人もいれば、準備を手伝ったり、移動時について来る人もいます(移動は別々に、準備や撤収は極力手伝わないのが宮崎奈穂子さんの場合のマナーです)。

この辺のあしらい方を見ていると、人当たりはいいのですがしっかりとした対応で、本当に「外はふわっと、中はぱりっと」を実践しています。

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▲こんな感じで集まります

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