タイトル通り、夕方の情景を描いた曲です。
自分のやりたいことを目指して一人暮らししている、おそらくは女性。
「頑張るって決めたなら どこまでも頑張りなさい
でもつらくなったら休みにおいで」よぎる母の言葉
やりたいことができて、帰る場所もあって、幸せなはずなのに、どこか不安で寂しいようです。
ところで、この曲には多くの単語が羅列されています。
17:30を指す時計 後ろに伸びる影
髪揺らす風 踏切の音
コインランドリー スーパーの買い物袋
誰かの家の明かり 銀杏(ぎんなん)の匂い
という感じです。
宮崎奈穂子さんの曲でもときどき使われている手法ですが、これだけ多用されているのは少ないかもしれません。
続くと耳に付きますが、たまに聞くと新鮮で、想像の余地があって、なかなかいい感じです。
ちなみに、銀杏は「ギンナン」とも「イチョウ」とも読むので、漢字で書くとどちらか分かりません。歌は「ギンナン」でした。
イチョウは、ありふれた街路樹ですが、中生代から新生代にかけての種で、「生きた化石」として絶滅危惧種に入っているそうです。ちょっと不思議な感じがします。
ちなみにシーラカンスの仲間は中生代に絶滅したので、こちらの方がちょっと古いようです。
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