頑張ったとき、他の誰でもなくて「あなた」のにほめてもらいたいという話。他の誰よりも「あたな」にほめてもらいたい。ほめてもらいたいから頑張るのでもないけど、「あなた」の声で言葉を聞きたいという歌です。
若いときに、そういう精神的な支えになる人を見つけられるかどうかは、その後の職業人生を大きく変えるように思います。
否定されたり阻害されて育った子供より、認められた子供の方が高い能力を発揮するように、大人でも認められた方が成長するようです。
直接言葉をかけられなくても、自分で目標を設定するだけでも違うそうです。この人を師と仰ごうと思う「仮想メンター」でも効果があるそうなので、目標のない人は試してみてください。
「こんな人になりたい」という思いを具体化したものが「ロール(役割)モデル」です。全く新しい仕事をしている人は、ロールモデルを見つけにくく、目標が定めにくく、なかなか能力も発揮できないようです。
上級職に就く女性が少なかった頃は、「(仕事における)女性のロールモデル」が見つけにくいと言われていましたが、ようやくちらほら出てきたようです。
ロールモデルは、単に頑張っているだけとか、能力が高いだけでは駄目で、自分と近いところを含まないといけないし、何より「なりたい自分」の要素を含まないといけないみたいです。そうでないと「あんな人には(要求が高すぎて)なれない」「あんな人には(大変すぎて)なりたくない」となってしまいます。
今までの女性は、特に上級職の女性は男以上に働いてきた人が多いため「あんな風にはなりたくない」と思ってしまう人が多かったようです(「名誉男性」という言葉があるくらいです)。でも、これからはもっと力を抜いて「ふつうに」仕事をする人が増えてほしいものです。そうしたら、男性の働き方ももう少しゆったりできるかもしれません。
1組の男女で、男性が120%働いて女性が40%働くより、男女ともに80%働いた方が人生楽しいと思います。
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