2015年3月4日水曜日

揺らいでも 揺らいでも (329/365)

割り切るつもりなのに (326/365)」では、ビジョン型のキャリアと、価値観型のキャリアを紹介しました。

この曲は、珍しく「価値観型」の歌です。

自分の目標がよく分からず、

周りの人の顔色見たり 自分の心に嘘ついたり
バランス棒の上を 歩き続けるように生きてきた
どこまで続けたら どこにたどり着くんだろう?

と悩みます。

「自分の心に嘘をつく」のは不誠実なようですが、これは「周りとの関係を、自分よりも重視したい」という意志の表れであり、「嘘をつく」というネガティブな意味ではないはずです。

その場その場で状況を判断する「価値観型」は、目標に向かって進む「ビジョン型」に比べて分かりにくいため、自分を卑下する人も多いようですが、そんな必要はありません。

風が吹く度 心は揺れる それでも 歩き続ける
揺らいでも 揺らいでも
見えない何かを信じて 歩き続ける

というように、明確なゴールがないので、休みなく歩き続けることができると考えた方がいいのではないかと思います。

ところで、歌詞の中に「バランス棒の上を歩き続ける」というフレーズがあります。

平均台のようなものでしょうか。「バランス棒」で検索すると、いくつか出てきますが、どれも自分がバランスを取るもので、上を歩くものではないみたいです。

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