自分で選んだ道だけど、他人のことがうらやましくなったり、誰かに認めてもらったりしたいことはあります。
「幸せの形」は人それぞれ違うので、本当は他人と比べることもできないし、他人に認めてもらう必要もないはず。そう思っていても、割り切れないものです。
この歌で面白いのは
幸せの形は まるさんかくしかく?
という部分です。本来「幸せの形」というのは、スタイルの意味であって、形状の意味ではありません。それをわざと「○、△、□」と並べることで、視覚的な効果を与え、聞き手に新鮮な印象を与えています。
最後はこうなります。
ありたい自分になるための日々を 貫きたい
顔を上げて笑顔作って 今日も街へ
宮崎奈穂子さんの曲によく出てくる「なりたい自分」ではなく、「ありたい自分」です。通常「なりたい自分」は将来の姿ですが、「ありたい自分」だと現在の姿になります。ただし「なるための日々を貫く」ということなので、現状では十分ではなく、将来に向けての継続的な努力が必要なようです。
現在を肯定し、維持するために努力をする姿勢は、「揺らいでも 揺らいでも (329/365)」で書いた「価値観型」の目標かもしれません。
つまり、
- なりたい自分 = ビジョン型
- ありたい自分 = 価値観型
なのかもしれませんね。
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