2015年3月9日月曜日

「好きなことを仕事にする」(334/365)

「好きなことを仕事にする」は賛否両論ですが、少なくとも嫌いなことを仕事にするのはおすすめしません。

一般には「できることを仕事にする」と言います。できることをしているだけで、人から感謝され、さらにできるようになり、そのうち好きになる、という好循環があるからです。

好きなことからスタートしても、それがお客さんの求めているものではない場合があるので、失敗することが多いそうです。

もっとも、私は「好きなことを仕事にする」賛成派です。「一番好き」でなくてもいいんですが、「好き」と言える仕事でないと打ち込めないと思います。

歌にもありますが、やってみたいことは何でもやってみたらいいと思います。「こんな仕事は無理だろう」と思っていても、案外成立したりします。

たとえば、「じゃあどうしようか? (70/365)」でも紹介したデザイナーシンガーMOBACO.さんは、ステージ衣装を主に作って、たまに自分も歌っています。

最近は、アイドルユニットが数多く出ていますが、アイドルが着るような衣装はそこらへんで売っているわけではありません。70年代のアイドルは、お母さんが手作りしていたという話も聞きますが、最近は洋裁のできる人も減っています。

そこで、アイドル衣装を受注制作する仕事を始めたそうです。個人営業なので、少々リスクはありますが、比較的安価に制作してもらえますし、デザインもお任せできます。

こんな仕事が成り立つのかと思いますし、実際に、今のところは副業もしているようですが、やりたいと思ったら、まずやってみることは大事です。駄目だった場合の撤退先も考えておくべきでしょうが、まずは好きなことを見つけることです。

人間に与えられた最大の才能は「好き」という気持ちだそうです。テクニックは練習で補えますが、「好き」という気持ちだけは練習できません。好きだから続けられる、好きだから耐えられるというのは大きいと思います。

やはり、「一番好き」ではなくても「好きなことを仕事にする」ことが得策ではないでしょうか。

この仕事が好き(207/365)」にも通じる歌です。

DSC07031M
▲MOBACO.さん(もちろん自作衣装)

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