2015年1月3日土曜日

出会いは自ら出るから会える (269/365)

歌詞はこう始まります。

路上ライブの帰り道 知らない人に声をかけられました
「自分の歌を聞いてもらうために 自分の足で出ていくこと
とっても素敵ですね」そんな風に 言ってくれました

このエピソードは、宮崎奈穂子さんの著書『路上から武道館へ』にも登場します。

この人が、

「出会いは自ら出るから会える」

と教えてくれたそうです。語呂合わせですがいい言葉です。

宮崎奈穂子さんのキーボードケースには、武道館単独コンサートのチャレンジを始めてから「武道館単独公演チャレンジ中」、武道館が決まってから終了後しばらくは「2012年11月2日武道館単独講演」と書かれたポスターが貼ってありました。

かなり恥ずかしい感じもしますが、移動中もとにかく宣伝しようということです。

それを見て声をかけた人がいて、こうした工夫も無駄じゃないと思ったのだと思います。このことは

毎日路上に立っても どれくらい意味があるのか
分からなくなる夜もあった だから救われました

というフレーズからも分かります。

著書『路上から武道館へ』によると、声をかけられたのは機材を持ったままコンビニに寄ったときで、声をかけたのはメジャーなアーティストのサポートドラマーの方だったそうです。

さらに、その方は「もし、サポートメンバーが決まっていないなら、ぜひドラムを叩かせてください」と申し出たそうです。

既にドラムは決まっていたので、頼まなかったそうですが、びっくりするような出会いがあるものです。

ちなみに、武道館で実際にドラムを担当したのは堀守人さんという方で、とても楽しそうにドラムを叩く好青年です。この頃はよく一緒にライブに出ていたので、どちらにしても彼以外のドラムは考えられなかったでしょう。

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▲こんな感じ(2013年1月29日テレビ取材時の写真)


路上から武道館へ 普通の私が夢を叶えたたった3つの方法 (中経出版)

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