歌詞はこう始まります。
路上ライブの帰り道 知らない人に声をかけられました
「自分の歌を聞いてもらうために 自分の足で出ていくこと
とっても素敵ですね」そんな風に 言ってくれました
このエピソードは、宮崎奈穂子さんの著書『路上から武道館へ』にも登場します。
この人が、
「出会いは自ら出るから会える」
と教えてくれたそうです。語呂合わせですがいい言葉です。
宮崎奈穂子さんのキーボードケースには、武道館単独コンサートのチャレンジを始めてから「武道館単独公演チャレンジ中」、武道館が決まってから終了後しばらくは「2012年11月2日武道館単独講演」と書かれたポスターが貼ってありました。
かなり恥ずかしい感じもしますが、移動中もとにかく宣伝しようということです。
それを見て声をかけた人がいて、こうした工夫も無駄じゃないと思ったのだと思います。このことは
毎日路上に立っても どれくらい意味があるのか
分からなくなる夜もあった だから救われました
というフレーズからも分かります。
著書『路上から武道館へ』によると、声をかけられたのは機材を持ったままコンビニに寄ったときで、声をかけたのはメジャーなアーティストのサポートドラマーの方だったそうです。
さらに、その方は「もし、サポートメンバーが決まっていないなら、ぜひドラムを叩かせてください」と申し出たそうです。
既にドラムは決まっていたので、頼まなかったそうですが、びっくりするような出会いがあるものです。
ちなみに、武道館で実際にドラムを担当したのは堀守人さんという方で、とても楽しそうにドラムを叩く好青年です。この頃はよく一緒にライブに出ていたので、どちらにしても彼以外のドラムは考えられなかったでしょう。
路上から武道館へ 普通の私が夢を叶えたたった3つの方法 (中経出版)
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