我慢しても別にいいことないから、
大好きなことは何だった?
時間忘れて熱中しちゃうもの
思い出そう 今日からは心のまま 生きよう
という歌です。このサビの部分が私はとても好きで、ずっと聞いていたいくらいです。いつか、ここだけ抜き出して編集しようと思っています。
さて、「好きなことだけして生きていけない」という人は多いのですが、それは昔の話で、現代は好きなことで生きていける環境が整いつつあります。特に、絵や音楽など、クリエイター系の仕事はずいぶんと有利になりました。
もちろん「環境が整いつつある」だけであって、小遣い以上の収入を得るのはそれほど簡単ではありません。しかし、大きな資本がないと算入できなかったのが、少なくとも形式的には個人でも可能になっているのは大きな違いです。
その環境は、主に以下の3点で構成されます。
- SNS
- 制作アプリケーション
- オンラインショップ
順に見て行きましょう。
SNS
1990年代後半から、インターネットの発達と、デジタル媒体の台頭で、制作物が無断で複製されるという問題が起きました。著作権法の改正による法規制や、コピープロテクトに代表される技術がすすめられたにもかかわらず、無断コピーは減っていないようです。
状況が変わってきたのは、2005年あたりでしょうか。SNSが登場し、アーティストが直接ファンと接触する方法が一般的になりました。mixiは2004年にプレオープン、2005年からプレミアムサービスを開始しました。TwitterやFacebookが日本語化されたのが2008年です。
ちなみに、「会いに行けるアイドル」として売り出したAKB48の結成も2005年です。
制作アプリケーション
インディーズ系ミュージシャンの人気が高いDTM(デスクトップミュージック)ソフトウェアのGarageBandは、2004年にiLifeの一部として登場しました。絵を描くソフトはもっとずっと前から存在します。
アーティストは、SNSでファンと交流しつつ、高価な機材なしに作品を作り、展示会やライブ会場販売することができます。
オンラインショップ
オンラインショップが簡単に持てるようになるには2010年代まで待つ必要がありましたが、現在では誰でも簡単にショップを開設し、クレジットカード決済を受け付け、作品を販売できます。
友人は、夫婦で猫写真ユニット「ねこやま猫道」として活動するとともに、オンラインショップ「ねこやま猫道商会」を開設しています。趣味の延長であり、販売にはあまり力を入れていないのですが、サイトを作ること自体は簡単です。
大きな媒体に広告を出すのは巨額の費用がかかりますが、Google AdWordsなどを使えば、個人のブログや検索結果に対して安価な広告も出せるようになりました。Facebookでも簡単に広告を出せます。
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