誰かが言った何気ないひとことで人生が変わることがあります。それは、体験するまで分からないし、もしかしたらずっと後になって気付くことかもしれません。
「ACTION ~あなたが背中を押してくれたから~」で紹介した只石社長は、ちょっとぐれている学生時代の彼に先生が
「お前は、頭いいんだから(悪いことはもうやめておけ)」
と言われて、その気になったそうです。
宮崎奈穂子さんも著書『路上シンガー宮崎奈穂子』によると、高校3年生のとき、文化祭のステージで歌い「気になる同級生」、今の言葉で言うとおそらくスクールカースト上位の人なんでしょう、彼女から認められたことで本気になったみたいです(このエピソードは楽曲『路上から武道館へ2』にも登場します)。
路上ライブを始めたその日、誰も聞いてくれないところ、機材を片付けているときに「いい歌ですね」って声をかけられて、またやろうと思ったそうです。この話も、同じく『路上シンガー宮崎奈穂子』や『路上から武道館へ2』に登場します。
面白いのは、こういう人生を左右するような一言を発した本人は、たいていの場合そのことを覚えていないことです。
「人生を変えた一言」は、人生を変える準備が自分にできているときに心に響くのでしょうね。
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