「バスの歌 (267/365)」は、バスに乗っている人から見た曲でしたが、これは回送バスを外から見ている曲です。
車庫へ向かうバスと、バスの運転手さんに対して感謝の気持ちを歌います。
「バスの歌 (267/365)」では
私たちのドラマを乗せて バスは走る
と歌いましたが、この曲では
今日も みんなのドラマを乗せて
走り終わったバス 車庫へ向かう
と歌います。また、
空っぽのバスに 乗っているのは
運転手さんの思いとドラマ
とあります。他に「誰かのために働く大人はかっこいい」といった表現もあり、バス運転手の方に向けた歌になっています。
なお、この曲では「22時半」ということになっています。都心のバスはもう少し遅いのですが、地下鉄に比べると圧倒的に早く終わります。そして、最終バスには行き先表示の照明が赤くなります(行き先表示が赤いLEDで囲まれることもあります)。
私の郷里の京都でも、最終バスの行き先表示は赤くなりますが、東京と違う習慣があります。それは、自分が乗るバスの系統番号を正しく覚えていることです。
東京でバスに乗ることはあまりないのですが、乗るときは「○○駅から○○行き」としか言わないのが不思議でした。京都だけが特殊だと知ったのはずいぶんあとになってからです。
京都の人は、207といえば七条通から東山、九条、大宮通を通る巡回バスだし、5といえば京都駅から岡崎公園を回って岩倉に向かうバスだと多くの人が知っています。
観光で京都に行って、バスの乗り場を聞いてみてください。たとえば、京都駅で「金閣寺に行きたい」といえば「205に乗らはったらよろしいわ」と言ってくれると思います(なお、205は半巡回バスで、逆方向に乗ってしまうととても遠回りになりますので注意してください)。
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