「がんばらない日」から少しだけ加筆して転載します。
いつも頑張っているのだから、たまには休んだら、という歌。
頑張りすぎて、メンタル面で調子を崩す話はよく聞きます。たまには休んだら、と言ってくれる人がいるのはいいことです。
ただ、休んだあとの責任を取れない人が安易に「休んだら」と言うのは無責任な気がします。
エピソード主の方がどういう状況か分からないんですが、宮崎奈穂子さんが体調を崩したときなんか「たまには休んだら」といったTweetやらFacebookのコメントが続きます。
ファンの気持ちは分かるのですが(私もそんなときは休めばいいと思います)、たとえば
ここでレコーディングしないとスタジオのキャンセル費が数十万円かかる
とか
今日CDを売らないと明日の食事ができない
とか、そういう事情があるかもしれません。
たとえば、の話です。
さすがに、そんな「マッチ売りの少女」みたいな生活ではないと思います。
上司が「たまには休んだら」と言うときは、暗黙のうちに「仕事はこちらで引き受けるから」という意味を含みます。もっとも、世の中には「体調の悪いときは遠慮せずに休め」といいながら、仕事量を減らさず、さらに「自己管理が出来ていない」と非難する上司も多いんですが、それはおかしいですね。
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