2014年7月4日金曜日

手(86/365)

」に若干の加筆をしました。

初出アルバムでは「路上ライブで出会ってくださったすべての方たちに贈る歌」という詞書が付いていました。

宮崎奈穂子さんの初期の作品『Hand Hug』の続編のような歌です。

『Hand Hug』は、「日本人は人前で抱き合ったりしないから、だから両手で握手をしたい」というような歌詞です。ちなみに、両手の握手はアジア圏の風習のようですね。

『手』にはこんな下りがあります。

「両手で握手をすると、きっとまたどこかで逢える」
そのおまじないを本気で 私は信じています

実際には、そんな言い伝えはなくて、宮崎奈穂子さん創作のおまじないだと思いますが。

その後の歌詞が、路上ライブのファンの心をつかみます。

そしてあなたのおかげで 今も歌えていることの
「ありがとう」を伝えられるように

再開のおまじないの目的は、ライブに来てくれでもなければCDを買ってくれでもなく、「まだ歌えています、ありがとう」と伝えるだけというのがいい感じです。もっとも、ここで「何か買ってください」という歌詞はあり得ないわけですが。

『歌・こよみ365』は、題材や歌詞を広く一般から公募されていました。私もいくつか応募しています。その1つが「路上ライブに来るファンに贈る歌」でした。

告知があって出かけても、急に予定が変わったり、既に中断していたりすることもある。それでも別に文句を言うわけでなく、また翌日に出直すファンのことを歌ってください。

そう書いたのですが、それと関係あるのかないのか、しばらくしてできあがったのは「ファン」という狭い枠ではなくて、もっと広い人を対象にしていた歌でした。

結果として、とてもいい曲になったと思います。


▲2012年11月3日、武道館ライブ翌日の握手会で、両手で握手をする宮崎奈穂子さん

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